145.親父さん、ありがとう
2008.08.26 [ Edit ]
娘探しの心の重いサイクリングが終わり、家に着いた時。
娘が帰ってきた安心と、それから、なんとも言えない変な感情で、
すぐに家の中に入れませんでした。
ひょっとして、このままどこかへ行ってしまおうかという感情か?
一人で、真っ暗な外にいることの安心感みたいな感情でした。
煙草に火をつけて、なんかゆっくりしました。
いい気持ちではないんです。
重ーい気持ちなんですが、ゆったりしてるんです。
ちょっと、説明しきれない精神状態でした。
娘が帰ってきた安心と、それから、なんとも言えない変な感情で、
すぐに家の中に入れませんでした。
ひょっとして、このままどこかへ行ってしまおうかという感情か?
一人で、真っ暗な外にいることの安心感みたいな感情でした。
煙草に火をつけて、なんかゆっくりしました。
いい気持ちではないんです。
重ーい気持ちなんですが、ゆったりしてるんです。
ちょっと、説明しきれない精神状態でした。
しばらくして家に入ると、
帰ってきている娘は、妹と話していました。
私が入るより、妹と話してるほうがいいだろうと、
もう一度外に出て、真っ暗な安心感を楽しみました。
今度は、同じように重いんだけれど、さっきより楽しめました。
真っ暗な外の一人の安心感。
ケーキでも買ってきてやろう。
なんか、すごく穏やかな優しい気持ちになってました。
車で、得意の夜中のコンビニ。
娘たちの喜びそうなケーキを選んで、
おっさんが夜中にケーキ、
恥ずかしさを隠すために、ぶっきらぼうにカゴを置き、
店員と目をあわさずに金を払って、
何を買ったかわからないような顔をして車に戻りました。
馬鹿みたいですが、昭和の男の変な見栄です。
家に着いて、夜中のケーキパーティーしました。
家族全員ほっとした顔で、さっきまでとはまったく違う雰囲気。
妻が娘に、
「どこへ行ってたんや?」
「遠くまで探しに行って、電動のバッテリーが切れて、しんどかったで。」
と、和ませます。
娘が、照れ笑いで話し出しました、
「じいちゃんのお墓に行ってたんや。」
「えーっ、こんな夜中にか?」
「こんな夜遅くに墓地になんか行ったらあかんで。」
「怖かったやろ?」
「なんにも怖いことなかった。」
「おじいちゃんのお墓に煙草あげて。」
「おじいちゃんに、わたしどうしたらええんやろ?」
「どんなふうに生きたらええの?って聞いてたんや。」
「長いこと、いろいろ聞いてもらってたんや。」
「そしたらな、急に大きな声で、おじいちゃんが叱らはったんや。」
「帰れ、帰れって、2回大きな声で言わはったんや。」
「それで、怖くなって帰ってきた。」
「声が聞こえたんか?」
「うん、大きな声で叱られた。」
「おじいちゃんの声やったんか?」
「うん。」
こんな話でした。
娘は、おじいちゃんの声をよく聞くんです。
「2階で寝てたら、大きな声で名前呼ばれて、もう起きやって言わはる。」
「寝てたら、黙って、じっと顔見たはるんや。」
こんな話がよくあるんです。
幻覚幻聴でなく、ほんとに聞こえるみたいです。
子供の大好きな親父でしたから、
初孫の娘をほんとに可愛がってましたから、
気持ちの悪い話なんですが、
はっきり、おじいちゃんやって言いますから、
家族の誰も、怖がってはいないんです。
オカルト話、あんまり信じないのですが、
親父が娘をぎりぎりのところで守ってくれているのだと思っています。
時々、親父の仏壇に、
「しっかり助けてやってください。」って、心の中でお願いしてます。
ぎりぎりのところで守ってくれているから、
自分たちも自身の力で頑張らないといけないんだと思っています。
娘が、おじいちゃんの話をする時、私はいつも、
「親父さん、ありがとう。」って、心の中で、小声で言うんです。
続きに、「頑張るから、助けてや。」とも、言うんです。
帰ってきている娘は、妹と話していました。
私が入るより、妹と話してるほうがいいだろうと、
もう一度外に出て、真っ暗な安心感を楽しみました。
今度は、同じように重いんだけれど、さっきより楽しめました。
真っ暗な外の一人の安心感。
ケーキでも買ってきてやろう。
なんか、すごく穏やかな優しい気持ちになってました。
車で、得意の夜中のコンビニ。
娘たちの喜びそうなケーキを選んで、
おっさんが夜中にケーキ、
恥ずかしさを隠すために、ぶっきらぼうにカゴを置き、
店員と目をあわさずに金を払って、
何を買ったかわからないような顔をして車に戻りました。
馬鹿みたいですが、昭和の男の変な見栄です。
家に着いて、夜中のケーキパーティーしました。
家族全員ほっとした顔で、さっきまでとはまったく違う雰囲気。
妻が娘に、
「どこへ行ってたんや?」
「遠くまで探しに行って、電動のバッテリーが切れて、しんどかったで。」
と、和ませます。
娘が、照れ笑いで話し出しました、
「じいちゃんのお墓に行ってたんや。」
「えーっ、こんな夜中にか?」
「こんな夜遅くに墓地になんか行ったらあかんで。」
「怖かったやろ?」
「なんにも怖いことなかった。」
「おじいちゃんのお墓に煙草あげて。」
「おじいちゃんに、わたしどうしたらええんやろ?」
「どんなふうに生きたらええの?って聞いてたんや。」
「長いこと、いろいろ聞いてもらってたんや。」
「そしたらな、急に大きな声で、おじいちゃんが叱らはったんや。」
「帰れ、帰れって、2回大きな声で言わはったんや。」
「それで、怖くなって帰ってきた。」
「声が聞こえたんか?」
「うん、大きな声で叱られた。」
「おじいちゃんの声やったんか?」
「うん。」
こんな話でした。
娘は、おじいちゃんの声をよく聞くんです。
「2階で寝てたら、大きな声で名前呼ばれて、もう起きやって言わはる。」
「寝てたら、黙って、じっと顔見たはるんや。」
こんな話がよくあるんです。
幻覚幻聴でなく、ほんとに聞こえるみたいです。
子供の大好きな親父でしたから、
初孫の娘をほんとに可愛がってましたから、
気持ちの悪い話なんですが、
はっきり、おじいちゃんやって言いますから、
家族の誰も、怖がってはいないんです。
オカルト話、あんまり信じないのですが、
親父が娘をぎりぎりのところで守ってくれているのだと思っています。
時々、親父の仏壇に、
「しっかり助けてやってください。」って、心の中でお願いしてます。
ぎりぎりのところで守ってくれているから、
自分たちも自身の力で頑張らないといけないんだと思っています。
娘が、おじいちゃんの話をする時、私はいつも、
「親父さん、ありがとう。」って、心の中で、小声で言うんです。
続きに、「頑張るから、助けてや。」とも、言うんです。
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