強迫性神経症 | 強迫性障害 | OCD体験記・子育てブログ

強迫性神経症(強迫性障害/OCD)の娘と向き合う父親の体験記・子育てブログ

149.オアシスの食卓

2008.08.30 [ Edit ]

終夜勤務だった末娘が午前11時ころ帰ってきました。

「父さん、昼ご飯つくってよ。」

妻がパートに出かけているので、
昨日からヒモになった私。

ヒモの私は、料理担当。

野菜サラダをつくりました。

台所に聞こえてくる姉妹の会話と笑い声。

「父さんが料理作って、台所の洗い物して。」
「こんなんも、ええなあ。」

野菜サラダと玉子焼き、ちゃんとしたダシ巻きです。
ハンバーグは冷凍食品を温めました。

ただ、平日の昼食を55歳の親父が作って、
30歳と26歳の娘、28歳の息子と、
4人で仲良く食べている。

異常な風景ではあります。
ニート一家の食事風景です。
でも、こういう言い方、したくないんです。

ちゃんと、それぞれ見えないけれど闘ってます。
とどまっているつもりじゃないので、
嘲笑しないでいただきたい。

食べながら、姉妹が、

「昨日、ヒモって言うたけど、ちゃんと働いてるし、
ヒモはやめて、主夫にしたげるわ。」

末娘が、

「今日も、終夜勤務なんやけど、お弁当作ってくれる?」

ご飯の間に味付け海苔を挟んで、
玉子焼きとウインナーと、五色マメとを綺麗に並べたオカズです。

「買い物行かんと、冷蔵庫空っぽやから、
あんまりうまくでけへんかったけどええか?」

出来上がった弁当を見て、

「うん、ありがとう持っていくわ。」

こう言っていた末娘、居間に入った瞬間に姉に向かって、

「玉子焼きとウインナしか入ってへん弁当やったわ。」
「まあ、一生懸命つくりよったし、持って行ったらんとしゃあないな。」

ふたりで、くすくす笑っています。

耳を澄まして聞いていると、姉の声で、

「こんなことする父さんとちがったのになあ。」

そう、こんなことは、絶対にしない私でした。
料理も洗濯も、掃除も、なんでもできます。
でも、趣味の世界で友人に振舞ったり、
キャンプで食事を作る以外は、そんなことはしない私でした。

すがすがしい気分です。
家族全員に、問題がない瞬間。

今は、瞬間でしかないですが、
瞬間を一日にのばし、一月に延ばし、
家族全員に、ずっと問題がない日々を迎え入れたいものです。

そうするためになら、主夫にでも、なににでもなります。

でも、まだまだ先は長いかもしれません。

なにせ、オアシスの食事風景を説明しましたが、

これは、地獄のオアシスの食事風景ですから。


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強迫性神経症(強迫性障害 | OCD)と闘う父親の日記。画像は娘が描いたものです。

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