強迫性神経症 | 強迫性障害 | OCD体験記・子育てブログ

強迫性神経症(強迫性障害/OCD)の娘と向き合う父親の体験記・子育てブログ

231.おっさんと、父さんの違い

2008.11.25 [ Edit ]

最近、娘が泣いていても、居眠りしてしまうことがある。

それだけ、娘の泣き方が以前と比べるとましになっているということでもある。
かわいそうだと思うことに変わりないのですが、少しだけ喜んでいる。

今日は、昼から、台所の食器洗いをして、夕食にカレーを作っていました。
台所に近づくことさえ出来なかった以前に比べて、すごい進歩なのです。

心の中は、大喜びなのですが、それを話題にすると、せっかく出来ているのに、
なにかに気づいて元に戻るのが怖いので、素直にありがとうと声をかけてやれない私です。

心の中で、いろんなことが出来るようになってきたなあと考えていました。

私は、そうやって、少しの満足をしていても、苦しんでいる娘には、実感なんて無いのでしょう。

夕食後、母親に小さな声で、

「パチンコやめんとあかんと思ってるんやけど、パチンコしか行くとこない。」
「働きたいなあと思うけど、外でトイレ行けへんし。」
「外で、トイレ行きたくなったらどうしようって、びくびくしてるし。」
「信楽行ったときも、トイレ行きたくなったらどうしようって思って、しんどかった。」

「パチンコやめようと思ったら、明日からどっこも行けへん、寂しい、どうしようって思う。」
「寂しくなって、体が震えてくる。」
「ましになってきてるって自分で考えるようにしてるんやけど、やっぱりあかんて考えてしまう。」
「なんで、治らへんのやろ。」

涙を流しながら、そんな話をしていました。

気づかないふりをして、テレビを見ていた私に、
妻との会話を打ち切って、別の話をしてきました。

「みーちゃん、このごろメールあんまり返してくれはらへんねん。」

「いそがしいのかなあ?」
「送ったメールの返事がないのか?」

「うん。」

「どんなこと、送ってるんや?」

「いろいろしんどい気持ちを、聞いてもらってるんやけど、
そういう内容を送ったときは、なかなか返ってこうへん。」

「そういう内容に、返事返すのはむつかしいやろ。」
「おまえが、そんなメール受け取ったときは、どんなふうに返そうと思う?」

「そうやなあ、しんどいなあって返すと思う。」

「そういうふうに、返して欲しいのか?」

「うん、そうなんやけど、なんとかがんばろうって返ってくるんや。」

「それはなあ、お互いの性格や、生活、育ってきた環境、
そのほかも、いっぱいいっぱい、まだまだわからへんことだらけやろ。」
「返事は、難しいと思うし、期待してる答えがあって送るメールは、ちょっとつらいなあ。」

実は、”ええかげん集団”の長女のことりんと、娘が、メールのやり取りを始めてるのです。
ことりんが提案してくれて、そうしてくれたらありがたなあという気持ちで、
こんな提案を、ことりんがしてくれていると娘に言ったところ、
娘も、話してみたいということで、始まったメールの話です。

娘が、私のブログを見ていると、少しちがうのかもしれませんが、
娘は、ほとんど私が書いていることの内容は知りませんし、
ことりんとのコメントのやり取りも知りませんから、
まったく突然、父親の知り合いの女の子と付き合い始めたということになり、
ことりんもまた、そんな感じなのだと思います。

ことりんは、なんとか楽にさせてやろうと思ってくれているだろうし、
娘は、しんどさの共有をしたいと思っている。

そんなところの、時間のずれや、思いのずれがあるのは、予想は出来ますし、
気づかずに過ぎていく場合もあるし、
気づいても、気持ちの衝突にならずに過ぎていくだろうと思ってはいるのですが、
すこし、どきどきしています。

これを客観的に見て、ことりんに意見することや、
娘に、こうしたらというようなことは、言いたくないと思っています。

友達っていうのは、親が作るものでもないし、
創れるものでもない。
出来れば、同じ苦しみを持つものどうしが、
自然に仲良くなっていってくれたらなあと考えてます。

娘に対して、精一杯考えて意見しても、素直に伝わらないだろうとも思います。

このことに限らず、親子の会話は、難しいものです。

「うーん。」、と唸ってしまうことだらけ。

「なんでやろ?」

子供の権利で、親に反発することが許されてるからかなあ?
いや、親のほうにも原因は、きっとあるはずや。

びびってるのかなあ?
遠慮してるのかなあ?
逆に、いつも頭ごなしになるのかもしれんなあ?

「うーん?」

むつかしい。


私自身は、ことりんや、solや、すずめや、とまとや、みんなと話すのと、
娘に話すのとに、まったくなんの違いも感じてないんやけどなあ?

これは、おっちゃんと、父さんの違いなんかなあ?
ことりんにも、伝えきれない部分が、あるんやから、ジェネレーションギャップかなあ?
いやあ、そんなことより、これは、単純に、私のボキャ不足か?

「うーん?」

わからん。
むつかしい。


Comment

おっさん、こんにちは。やめたいのにやめられないの解ります。強迫は不安ばかりの山積みだから…私は今日洗濯干してたら、タオルをベランダの床に落としてしまい、普通それだけを洗い直すか、はたいてそのまま干すかなんだろうけど、全部洗い直しました。自分ではおかしいと分かってるのに、全部洗わないと気持ちが悪い…あとで、モヤモヤするくらいならスッキリさせたい!そう考えてしまうのです。まぁいいっか!それが出来るようで出来ない。出来たらどんなに楽か…昨日は、お義母さんとお出かけしてたんですが、公衆トイレでの事。洋式のトイレばかりの所でおばさんが、便座を石鹸水で拭いて、水拭きして何回も便座を拭いてたらしくて、変な人がおったわ!とお義母さんが言ってたんです。私は、強迫なんだろうなと思いましたが、何でもない人には変な人に見えるのか…と思い、ショックでした。私の母も、強迫の事話したんですが理解がなく、実家に帰ると、手洗いすぎ、お風呂長い、水がもったいない!と言われ肩身狭い思いします。おっさんみたいに理解してくれる親とそうでない親がいます。うちの親はそんな変になるように育てた覚えはないんやけど…と言います。強迫はやっぱり変なんですかね?

さくらんぼへ

変なことないでえ。
変なもんか。

そんなこと心配せんでもええ。

ただな、なかなか解らへんねん。

おっさんも、娘のこと、ほとんど解ってるつもりやけど、まだまだ解らへんこと多いんやで。
おっさんは、さくらんぼが、タオル落として全部洗いなおした話、よく解る。
でも、この話が解る人って、なかなかいてへんと思う。
これが、病気に関するというか、病気やからと思って気になるんやけど、例えば、おっさんは、電車の写真を遠くまで行って、撮影したり、蒸気機関車やったら、まだ解るけど、普通の通勤電車を撮影してコレクションしてはる人のこと、よう理解出来へん。
でも、その人の趣味なわけやろ。
それは、それでええわなあ。

ちょっと、例えが、うまくないような気はするけど、電車が好きでない人には解らない話や。
でも、変な人とは、思わへん。

ちょっと、失礼な言い方やなあって、おっさんに、腹立つかもしれんけど、そんなふうに、自分を逃がしてやることって必要かも知れんなあって思うんです。

これも、ゆっくり出会って話したい話やなあ。

どうも、おっさんは、活字伝達がへたくそや。

もっと、いっぱい頭の中で考えてるんやで。
考えてるんやけど、さくらんぼが楽になるように話してやれへん。
おっさんだけとちがって、もっと仲間がいるところで、時間もいっぱいあって、囲炉裏があるところで、囲炉裏のまわりで、ゆっくり、みんなで話せたら、さくらんぼ、楽になれると思うんやけどなあ。
うまく、言ってやれないで、ごめんな。

でも、ぜったい、自分のことを、変やとか、思うな。

変なことなんかない。

苦しんでる上に、そんなことまで考えんでもええんや。

おっさんは、わかってる。
さくらんぼが、精一杯がんばってること。
精一杯、我慢してること。
心が壊れやすい、優しい女性だということ。

あきらめないで、ゆっくり歩け。

さくらんぼが、大切にしてる人は、その人も、さくらんぼを、大切だと思ってる。
だから、さくらんぼが大切にしている人は、いつか解ってくれるから。



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