強迫性神経症 | 強迫性障害 | OCD体験記・子育てブログ

強迫性神経症(強迫性障害/OCD)の娘と向き合う父親の体験記・子育てブログ

28.パート

2008.04.20 [ Edit ]

坂道を一気に登ろうと思わんでええ。
ゆっくり、一段づつ階段を登っていって、いつでもしんどかったら、踊り場で休憩しよう。
悲しがったり、苦しがったり、悔しがったりした時に、いつも言って聞かす話です。

低い階段や、高い階段、登ろうと思うけど登れない階段もあります。

バイト辞めて、8年目にやっと登れた一段。

パートに行きました。

妻の知り合いで、鬱病の息子がいる町工場の社長さんが、
「来れる時に、一時間でもええから、来させたらええよ。」といってくれ、
それでも一ヶ月くらい、悩みに悩んで、やっと出勤しました。

その朝、自転車に乗って、元気に出かける娘を、陰に隠れて、
妻と二人、曲がり角をまがり、見えなくなるまで、祈るように見送りました。
一時から四時まで、たった3時間のパートですが、
親子にとって、すごく大きな出来事でした。
飛び上がるほどうれしい階段でした。

四時に終わって、家まで15分やからと、四時になってからは、
曲がってくる角から娘が見えるまで、ふたりで、どんな表情で帰ってくるのか、
泣いてないか、沈んでないか、ドキドキびくびく待っていました。

明るい顔で帰ってきた娘。
「ええ人ばっかりやで」
うれしそうに、登れた階段の説明をしてくれました。

この8年間で、一番うれしい一日でした。

Comment

僕も…

こんばんわ
初めて見させてもらいました。
高校一年のあみごんです。
まだ一週間程ですが定時制に行っています。
僕も実は小学校六年生から強迫性障害です。

中学生時代はほとんど学校へ行っていませんでしたが、外出はしんどいながらもしていました。

今は大分マシになってきているのですが、やはり心の中のは中々消えることはありません・・・

こういったブログを拝見できて本当にうれしく思います。

強迫性障害になって思ったのは、心の支えになってくれる人がどれだけ大事かです。
本当に自分のことを考えてくれている人がいるようになってから、僕の症状もかなり良くなっていきました。

これからまだしんどい事はたくさんあると思いますが、頑張りましょう。
また拝見させていただきますv-16

ゆっくりな

あみごんさん

高校入学おめでとう。

何事も、ゆっくりで ええで。

生きるのしんどいって娘が言いよるやろう。
おっさんも、どうしてやったらとか、無力感あって、先行き不安や。

でもな、娘に言うてんねん。
「このままでは、終わらへんぞって思おうな。」って。
今の辛さが、明日変わらへん、明後日もわからん。
けど、いつかええことあるかもしれん。
なにかと、出会うかもしれんやろって。

それでも、しんどなったら、高速道路のパーキングに行くねん。
いっぱいの人が、いろんな土地のひとが、何かの目的で移動してるやろ、その途中の一服場所や。
ぼーっと、見てたら、安心するんや。
「一人とちがう。」って思えるんや。

まだ高校生で、車 乗れへんから、あみごんさんに お薦めは、
24時間喫茶店かな。
”自分のことを考えてくれている人”といっしょに行き。

一人とちがうと思うことは大事やと、おっさんは思うねん。

いろいろ考え方あるから、別におっさんの言うことが正しいとも思わへんし、聞き流してくれてもええんやで。
これは、おっさんが思ってることでしかないんやから、
でも、おせっかいなおっさんとしては、

一人で生きてるんとちがうていうことを、忘れんなよって言いたい。

いつか、ええことあるで。

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強迫性神経症(強迫性障害 | OCD)と闘う父親の日記。画像は娘が描いたものです。

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