強迫性神経症 | 強迫性障害 | OCD体験記・子育てブログ

強迫性神経症(強迫性障害/OCD)の娘と向き合う父親の体験記・子育てブログ

323.普通の姉妹

2009.02.27 [ Edit ]

妹娘が、今日は夜勤。
3時前に家をでていく。

昼食に、昨日もらってきた生麺で野菜ラーメンを、三人分、作ってくれた。
大阪で、中華料理店の経営者向けの食材展示会に連れてもらって、もらってきた生麺。

父親と、姉と妹、三人での温かい昼食。

黒やら、緑やら、太いのや細いのが、いろいろあって、どれも美味しかった。



高校に入学してすぐ、登校拒否のような状態になって、
それでも家を出て、駅のベンチで、何時間も座ってたと言っていた末娘が、
中退して、定時制の高校に再入学して、卒業してから調理学校へ。

調理学校を出て、就職したのが、京都駅の有名ホテルの中にある中華料理店でした。
何ヶ月通ったかなあ?
喜んで、いろいろ話していました。

中華包丁の重たいこと、なかなか料理が難しいこと、鍋が重くて、ちゃんと振れるかなあという不安。
嬉しそうに話していたことを思い出します。

大阪勤務だった私が、細工包丁という名前だったか、人参でバラを作るための包丁を、


買ってきてくれと頼まれ、まちがって違う包丁を買ってきたこともありました。
姉娘といっしょに、一生懸命、人参でバラを作る練習をし、
「おネエの方が上手いなあ。」と、笑っていました。

ある日、
「他の店を閉鎖しはって、人員整理で、わたしクビや。」
寂しそうに帰ってきました。

それから、しばらくして、
「一ヶ月ほど、北海道旅行してくるわ。」
行き先をいろいろ調べていくうちに、住み込みの牧場アルバイトに出会って、
半年間、牛の世話を住み込みでしていた時、
京都の中華料理店で副料理長だった、李さんが大阪で店を出すから手伝いに来いと誘ってくれて、
2年間ほど、一人でアパート生活しながら、李さんの店で働きました。

中国の人たちの中で、日本人が一人だけで、言葉が通じないから苦労したみたいです。


夜中に、妻宛に電話をかけてきて、妻が電話に出たら、何も話さずに大声で泣き出す。


そんなことが何度もありました。

中国語を覚えたいから、中国の大学に入る。
2年間、中国に行きました。

帰ってきて、今は、ホテルのフロント。

簡単に妹娘のここ数年をたどってみましたが、
人は、どの道を歩いて、どこへ行くのか、人生って不思議なものです。

今でも、末娘を妹のように可愛がってくれている李さんに、
展示会に連れてもらったと言いたかっただけなのですが、くどくど話してしまいました。


書き始めたときは、ぜんぜん違う話をしようとしていたのですが、
脱線したので、そのまま続けることにします。

妹娘が、大阪で一人暮らしをしていた時の、
仕事場でのコミュニケーションのとりにくさと、一人暮らしの寂しさでの、夜中の慟哭。

辞めて帰って来いと言っても、頑張るといって聞かなかった、いきすぎた我慢。

妻と私は、姉と同じ病気になるのではと、気を揉みました。
帰ってくるようにと、心配した妻が、何度も説得しました。

あの時、妹娘が病気になっていてもおかしくなかっただろうと、
今、思い出しても、冷や汗が出てきます。

姉の経験があるから、妹には、早めに、優しく、後退を勧められたのだと思います。
後退を勧めても、なかなか帰ってこなかった妹ですが、
危ないと気がついている両親は、それなりの話し方が出来ていたのだと思います。

妹を、姉が助けたと言えなくも無いと思っています。

姉娘も、必死に、「帰ってきさしたりや。」と、言っていました。

今は、二人仲良く話して、思いやって、いい姉妹。

”普通”の姉妹。


Comment

じーんときました

はじめまして。強迫性障害の子をもつ母です。

検索でたどり着き、読んでいるうちに、今までの事を思い出しました。

時にはぐったりしたり、また一歩前進してほっとしたり、なかなかです(苦笑)
兄弟がいると調和が難しい事もよくありますが、支えあって助け合って兄弟がいて良かったなと思う事もまたよくありますね。

また遊びにきますe-53

かあちゃんへ

はじめまして。
おっさんに、さん付け、かあちゃんに、さん付けは、おかしいと思うので、かあちゃんと、おっさんで、お付き合い始めさせていただきたいと思います。

ここの仲間には、母さんも何人かいらっしゃいますし、母さん同士で話されたりするのも、いいのかなあと思います。

また、しんどいときには、毒を吐くのもありだと思っています。

かあちゃんが、おっしゃるように、「なかなか」ですからね。

なかなかですけど、一歩一歩を共に歩めたらなあと思っています。

これからも、気軽に遊びにきてください。

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強迫性神経症(強迫性障害 | OCD)と闘う父親の日記。画像は娘が描いたものです。

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