強迫性神経症 | 強迫性障害 | OCD体験記・子育てブログ

強迫性神経症(強迫性障害/OCD)の娘と向き合う父親の体験記・子育てブログ

34.明るいのは、きらいや

2008.04.28 [ Edit ]

部屋にも入れず、
家族の誰とも触れることはできず、ほとんど、屋敷牢に入っているような感じでした。


次には、明るいと,汚いものが見えるからと、暗いときだけ生きるように、
明け方を待って眠りにつき、暗くなるまで起きてこないようになりました。


「父さん、明るうなったらな、汚いものがよく見えるやろ、
だからな、わたし 布団の中で明るくなるの待ってから寝るようにしてるねん。」
「目が覚めても、蓑虫みたいに布団の中にじっとしてるのもしんどいわ。」

家族の誰も、自分の部屋に入れることを拒否しているので、
苦しんでいることを共有もしてやれません。

すっと後から、娘が言うまで判らなかったのですが、
親や弟妹を、絶対 部屋に入れないとか、自分に触れさせないのは何故かというと、
自分自身が汚いからで、汚い自分に触れた人が、他の物を触ると、
また汚いものが増えて、自分の行動範囲が狭められたり、
汚いものに我慢が出来なくなるからだということだったそうです。

とにかく、病気だと言われても、氷で冷やすとか、温めてやるとか、
答がないわけで、何に苦しんでいるのかと言うことを、判ってやることが、
ほんとに難しいんです。

8年以上経った今でも、判ってやれないことが多いくらい、難しいんです。
それも、苦しさを増している要因でしょう。

病気なんやということだけです、わかっているのは。

明るい所が汚いといいながら、心の中では、
朝 みんなといっしょに起きたいと思ってるし、
したいことを、出来なくさせているものが、
何なのかが自分でもわからない。

病気やからや。

そしたら、何が原因で病気になったんや?

「わたし、悪い事をしたから、こんなに苦しまんとあかんのやろか?」
「いっぱい我慢してきたし、親に迷惑かけんとこうと思って生きてきたし、
便所掃除かて、人の嫌がること、一生懸命やったら、きっと自分はいい人になれる、
幸せになれると思ってやってきたのに。」

答えの無い問答を繰り返している毎日なんだと思います。

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