369.喜びの後のセオリー
2009.04.18 [ Edit ]
「なんでやねん?」
なんでこう、決まって、嬉しいことを人に言った後は大荒れになるのでしょう。
ほんとにどこかで、私が一つずつ石を積むのを鬼が見ているような気がします。
少しの喜びの直後の落ち込みは、何度経験しても情けないものです。
心がぐちゃぐちゃになって、ぬかるみで泥だらけ。
そんな感じで、力が抜けます。
パチンコに行きたいという娘に、我慢するように言ったことから、
機嫌が悪くなって、そこから大荒れ。
情けない話です。
これも、”普通”の家庭では、きっと理解できない口論だと思います。
55歳の父親と30歳の娘の親娘喧嘩とは思えない内容です。
30歳の父親が、5歳の娘をたしなめているような話に聞こえるものかもしれません。
解っていることを、解っている娘に言っている。
でも、解っているという言葉が出てこない。
そんな情けないやり取りです。
なんでこう、決まって、嬉しいことを人に言った後は大荒れになるのでしょう。
ほんとにどこかで、私が一つずつ石を積むのを鬼が見ているような気がします。
少しの喜びの直後の落ち込みは、何度経験しても情けないものです。
心がぐちゃぐちゃになって、ぬかるみで泥だらけ。
そんな感じで、力が抜けます。
パチンコに行きたいという娘に、我慢するように言ったことから、
機嫌が悪くなって、そこから大荒れ。
情けない話です。
これも、”普通”の家庭では、きっと理解できない口論だと思います。
55歳の父親と30歳の娘の親娘喧嘩とは思えない内容です。
30歳の父親が、5歳の娘をたしなめているような話に聞こえるものかもしれません。
解っていることを、解っている娘に言っている。
でも、解っているという言葉が出てこない。
そんな情けないやり取りです。
耐えて耐えて生きている自分の、唯一の解放場所だという娘。
心の中での理解は出来すぎるほど出来ているのが解っているので、
それを呼び覚ますことへの私の言葉に対して、返ってくる娘の言葉は、
鬼か、悪魔が言わせているとしか思えないような無茶苦茶。
何度も何度も繰り返してきたことですから、娘が苦しんでいるのは解っているのですが、
それでも、その口から、この言葉を導き出したい。
「こんなことしてたらあかん。」
「わかってる。」
ところが、娘の口から出る言葉は、
「耳が悪くて、この苦しい病気、誰にもわからへんやろ。」
「解ってもらえてるとは思えへん。」
「死んだほうがましや。」
「生きてても、なにもええことなんか無い。」
「ええことがあるなんて、思えへん。」
そこから、もっともっとひどい言葉がどんどん出てくるのです。
むきになって、大声で叱ってしまう私も、大声で叱りながら、
ほんまは解っとるんやから、「しんどいなあ。」って言うてやらんとあかん。
そんなふうに思っているのですが情けなさに大声になってしまう。
”普通”は、こうはならないのでしょう。
異常な世界の話です。
情けなくて情けなくて、黙って風呂に入りました。
風呂から出てきて気づいたメールの着信。
娘からのメールです。
確かに私の苦しみなんてわからへんやろう。
でも、何もしないんじゃない。
何もしたくないないんじゃない。
私は、私は、何もしないでも、苦しんでる。
32歳でも、時間はいつの間にか止まってしまった。
寝たいから寝るんじゃない。
寝るしかないから寝る。
絵習いに行くのだって凄い焦ってる。
自由にとは、いわない、でももう少し余裕を持って生きたい。
私は不幸やと思う。
ずっとずっとそう思ってきた。
それが、体に染み付いて、これからもずっと不幸やと思う。
お金がないのに、家族に迷惑かけて、私一人浮いてるのも、わかってる。
どうして生きて行ったらええか、何度も悩んで、太って。
私なんか生まれてこうへんたらよかったのに。
そしたら家族が幸せに暮らせたのかもしれんな。
いつも、そう考えて、肩身の狭い思いもしてんやで。
この世は儚いものや。
お父さんに、前を向けて言われたら、なんか寂しくなるわ。
そんなこと、もう何百回と話し合ったやないか。
もう、ええかげんにわかってくれよ。
前に向けと言ってるのは、なにかをしろと言っているのではない。
なにか変えないとあかんと思うことが、前を向くということや。
こんなふうに思いましたが、話す力がありませんでした。
情けない気持ちで、力が抜けて、しばらく、ぼーっとしていました。
かろうじて、数時間後、娘が部屋に寝に上がるときに、
娘を黙って抱きしめて、さっき思っていたことを、ゆっくり話すことが出来ました。
娘も、黙って涙を流して、ポツリと一言。
「わかってる。」
まだまだやなあ。
ゆっくり歩いていかんとしゃあない。
諦めんとこう。
ゆっくり、がんばろ。
心の中での理解は出来すぎるほど出来ているのが解っているので、
それを呼び覚ますことへの私の言葉に対して、返ってくる娘の言葉は、
鬼か、悪魔が言わせているとしか思えないような無茶苦茶。
何度も何度も繰り返してきたことですから、娘が苦しんでいるのは解っているのですが、
それでも、その口から、この言葉を導き出したい。
「こんなことしてたらあかん。」
「わかってる。」
ところが、娘の口から出る言葉は、
「耳が悪くて、この苦しい病気、誰にもわからへんやろ。」
「解ってもらえてるとは思えへん。」
「死んだほうがましや。」
「生きてても、なにもええことなんか無い。」
「ええことがあるなんて、思えへん。」
そこから、もっともっとひどい言葉がどんどん出てくるのです。
むきになって、大声で叱ってしまう私も、大声で叱りながら、
ほんまは解っとるんやから、「しんどいなあ。」って言うてやらんとあかん。
そんなふうに思っているのですが情けなさに大声になってしまう。
”普通”は、こうはならないのでしょう。
異常な世界の話です。
情けなくて情けなくて、黙って風呂に入りました。
風呂から出てきて気づいたメールの着信。
娘からのメールです。
確かに私の苦しみなんてわからへんやろう。
でも、何もしないんじゃない。
何もしたくないないんじゃない。
私は、私は、何もしないでも、苦しんでる。
32歳でも、時間はいつの間にか止まってしまった。
寝たいから寝るんじゃない。
寝るしかないから寝る。
絵習いに行くのだって凄い焦ってる。
自由にとは、いわない、でももう少し余裕を持って生きたい。
私は不幸やと思う。
ずっとずっとそう思ってきた。
それが、体に染み付いて、これからもずっと不幸やと思う。
お金がないのに、家族に迷惑かけて、私一人浮いてるのも、わかってる。
どうして生きて行ったらええか、何度も悩んで、太って。
私なんか生まれてこうへんたらよかったのに。
そしたら家族が幸せに暮らせたのかもしれんな。
いつも、そう考えて、肩身の狭い思いもしてんやで。
この世は儚いものや。
お父さんに、前を向けて言われたら、なんか寂しくなるわ。
そんなこと、もう何百回と話し合ったやないか。
もう、ええかげんにわかってくれよ。
前に向けと言ってるのは、なにかをしろと言っているのではない。
なにか変えないとあかんと思うことが、前を向くということや。
こんなふうに思いましたが、話す力がありませんでした。
情けない気持ちで、力が抜けて、しばらく、ぼーっとしていました。
かろうじて、数時間後、娘が部屋に寝に上がるときに、
娘を黙って抱きしめて、さっき思っていたことを、ゆっくり話すことが出来ました。
娘も、黙って涙を流して、ポツリと一言。
「わかってる。」
まだまだやなあ。
ゆっくり歩いていかんとしゃあない。
諦めんとこう。
ゆっくり、がんばろ。
Comment
鬼はおるんやね。
おはようございます
そうなんです。わかっているんです。痛いくらい。
おっさんの気持ち、ワタシの母の気持ちも。お互いにお互いを。
喧嘩した後、母が謝りました。『わかっているんだけど、お母さんこうだからすぐあんな風に言っちゃうんだよ。ごめんね。お姉ちゃんにも叱られたよ』と…
ワタシとしては謝ってほしい訳ではなかったけど、「なんで?どうして?今まで同じこと何回も聞かされてきたのにまだ言うの」という子供が なんで、なんで? と聞くように常に相手の心の底を知りたがるようになってしまいました。
『前進しなくちゃ』の意味も、母の焦りと心配と叱咤激励なのだろうと…
だけど、だけど毎日頭から離れることのない見えない恐怖のことを考えながら、相手の気持ちまで考えてあげるのはかなり苦しく喧嘩みたいになってしまうのです。
常に家族に迷惑かけている疫病神、金食い虫な自分を責めて生きてるような感じですから、いきなり言われる 普通 のお説教でも、チクチクと刺されてるような感じで涙がでます。
『もう前のことは言わないからね』と母。勝手ですがそう言うことは心の中で誓って貰いたいなぁと…だって言わせているみたいに感じてしまうから…と、また考え過ぎな自分に気づいたりして。
どうすれば迷惑かけずに心配かけずに生きられるのか、存在も感じなくなるくらいになって貰うには何をしていたらいいのか…
などと考え込んだりするんです。どうにもならないのわかっているんですが。それでもなんとかはい上がろうと頑張ってる自分がいるのも不思議なんです。
そうなんです。わかっているんです。痛いくらい。
おっさんの気持ち、ワタシの母の気持ちも。お互いにお互いを。
喧嘩した後、母が謝りました。『わかっているんだけど、お母さんこうだからすぐあんな風に言っちゃうんだよ。ごめんね。お姉ちゃんにも叱られたよ』と…
ワタシとしては謝ってほしい訳ではなかったけど、「なんで?どうして?今まで同じこと何回も聞かされてきたのにまだ言うの」という子供が なんで、なんで? と聞くように常に相手の心の底を知りたがるようになってしまいました。
『前進しなくちゃ』の意味も、母の焦りと心配と叱咤激励なのだろうと…
だけど、だけど毎日頭から離れることのない見えない恐怖のことを考えながら、相手の気持ちまで考えてあげるのはかなり苦しく喧嘩みたいになってしまうのです。
常に家族に迷惑かけている疫病神、金食い虫な自分を責めて生きてるような感じですから、いきなり言われる 普通 のお説教でも、チクチクと刺されてるような感じで涙がでます。
『もう前のことは言わないからね』と母。勝手ですがそう言うことは心の中で誓って貰いたいなぁと…だって言わせているみたいに感じてしまうから…と、また考え過ぎな自分に気づいたりして。
どうすれば迷惑かけずに心配かけずに生きられるのか、存在も感じなくなるくらいになって貰うには何をしていたらいいのか…
などと考え込んだりするんです。どうにもならないのわかっているんですが。それでもなんとかはい上がろうと頑張ってる自分がいるのも不思議なんです。
遠い記憶
ず〜っと 昔の 私が子供だった頃
母親の 虫の居所によって
同じ悪戯をしても 怒られるときと
怒られないときと 有ったように 思います
兄弟が 多かったせいもあり
年齢の違いの 位置関係(待遇の違い? 大人度合いの違い?)
それに対する 親の態度 子への対応
指導の仕方 いろいろな違いがあることを 認識する。
仕事の関係上 少額の訴訟 などにも
よく同席しますが
判事さんも まちまち 基準テ 難しいですね
でも 夫々を 思う心 から発せられる
言葉 行動 たまに 甘え
そのさじ加減テ 難しいですね 50年以上も
生きているのに
まだまだ 修行です!!
高野山 あたりで 半日ぐらい じっと
座禅でも くみたいです 早く
姉 画伯の 高野山の 絵が 見てみたいです。
ここは 一足先に おっさんも
50の手習いで 絵を 描いてみては 如何ですか?
母親の 虫の居所によって
同じ悪戯をしても 怒られるときと
怒られないときと 有ったように 思います
兄弟が 多かったせいもあり
年齢の違いの 位置関係(待遇の違い? 大人度合いの違い?)
それに対する 親の態度 子への対応
指導の仕方 いろいろな違いがあることを 認識する。
仕事の関係上 少額の訴訟 などにも
よく同席しますが
判事さんも まちまち 基準テ 難しいですね
でも 夫々を 思う心 から発せられる
言葉 行動 たまに 甘え
そのさじ加減テ 難しいですね 50年以上も
生きているのに
まだまだ 修行です!!
高野山 あたりで 半日ぐらい じっと
座禅でも くみたいです 早く
姉 画伯の 高野山の 絵が 見てみたいです。
ここは 一足先に おっさんも
50の手習いで 絵を 描いてみては 如何ですか?
娘さんの「わかってる。」の一言。
鬼が、積んだ石を崩しに来ても、おっさん達はトンネルの出口の明かりが見える所で、石を積んでるはずです。
もう少し、時間が流れると、明かりはもっとまぶしくなって、鬼は近寄れなくなると思います。
解かった風な事を言って、すみません。
嫁さんもがんばってます。
鬼が、積んだ石を崩しに来ても、おっさん達はトンネルの出口の明かりが見える所で、石を積んでるはずです。
もう少し、時間が流れると、明かりはもっとまぶしくなって、鬼は近寄れなくなると思います。
解かった風な事を言って、すみません。
嫁さんもがんばってます。
以前と比べたらかなりできるようになったことが増えた。 だから喧嘩になっても以前とは違うんだと思ってやらなければ そして辛さをわかってやらなければ… 後になって思うんす。 でも受け止められる時と受け止められない時の自分がいます。少しの娘の変化に浮足立って「前進してる!」 なんて思った翌日 些細な言葉の掛け違いで最悪の状態まで落ちてしまう。それでもこれを 繰り返して繰り返して少しづつ前進してるのですよね? おっさんの情けない気持ちが 私の体にずしりと重くのしかかり おっさんの呆然と無の状態が私と重なります。 我が家も今日やっと笑えてます。 無邪気な娘の顔が愛おしいです。 あの悪魔の時とは全く別人です。
夢ととへ
自分で見つけるしかないんやろうけど、自分ひとりで見つけるのとも違う。
人に助けてもらいながら、自然に自分が気づく。
そんな感じと違うかなあ?
あんまり、狭いところに考えを持っていかないで、”ええかげん”に歩きながら、待っていてもええのだと思っています。
待ってたらええって、どういうことなんや?
なんとなくやけど、わかるやろ?
人に助けてもらいながら、自然に自分が気づく。
そんな感じと違うかなあ?
あんまり、狭いところに考えを持っていかないで、”ええかげん”に歩きながら、待っていてもええのだと思っています。
待ってたらええって、どういうことなんや?
なんとなくやけど、わかるやろ?
nemuminへ
きっと、この話は、言葉には出来ないものなのかなあと思ったりします。
心の中で、お互いが感覚として持っていて、感覚としてわかっているもの。
そんな感じの話なのかなあと思いませんか?
お互いに、痛いくらいにわかってる話やからね。
言葉で確認しようとすると、言葉が足りなくなってたりして、お互いがなかなか埋められないようになったりする。
それでも、時々、確認したくなったりする。
そんな話なのかなあと思います。
心の中で、お互いが感覚として持っていて、感覚としてわかっているもの。
そんな感じの話なのかなあと思いませんか?
お互いに、痛いくらいにわかってる話やからね。
言葉で確認しようとすると、言葉が足りなくなってたりして、お互いがなかなか埋められないようになったりする。
それでも、時々、確認したくなったりする。
そんな話なのかなあと思います。
盆唄どの
気持ちを言葉に変換する能力には、すべての人に限りがある。
そんな話なんかなあと思ったりします。
でも、黙ってばかりもいられない。
テレパシーなら、かなりがオッケーなのかもしれませんね。
50の手習い、やってみようかな。
先導するなんて、また考えてしまう。
こういうことって、考えんでええことなんやけどなあ。
自然に、これも、難しいことやなあ。
まあ、ええか。
そんな話なんかなあと思ったりします。
でも、黙ってばかりもいられない。
テレパシーなら、かなりがオッケーなのかもしれませんね。
50の手習い、やってみようかな。
先導するなんて、また考えてしまう。
こういうことって、考えんでええことなんやけどなあ。
自然に、これも、難しいことやなあ。
まあ、ええか。
ぼんみみどの
ほんま、そんな感じに思わんとあかん。
気楽に、ええかげんに、こんくらいでよか。
気楽に行こうぜ、俺達は
焦ってみたって同じこと。
ぼんみみと、俺と、嫁さんと、娘と、
みんな、ゆっくり、がんばろ。
気楽に、ええかげんに、こんくらいでよか。
気楽に行こうぜ、俺達は
焦ってみたって同じこと。
ぼんみみと、俺と、嫁さんと、娘と、
みんな、ゆっくり、がんばろ。
しずくさんへ
しずくさんの話は、私の、ほんのちょっと前の話。
まったく同じ考え、同じ悩み。
時間軸で、ほんの少し、私が前にいます。
5メートルくらいかな?
いつも、しずくさんの話、考え、思いを聞いて、つぶやいています。
「うんうん、そうやなあ。」
兄妹で、息子と娘に、いっしょに接しているような気持ちになります。
ほっとするのも、しんどいのも、悔しいのも、悲しいのも、どれも同じところ、同じことを感じています。
いっしょに、ゆっくりがんばりましょう。
「負けるなよ、妹よ。」
まったく同じ考え、同じ悩み。
時間軸で、ほんの少し、私が前にいます。
5メートルくらいかな?
いつも、しずくさんの話、考え、思いを聞いて、つぶやいています。
「うんうん、そうやなあ。」
兄妹で、息子と娘に、いっしょに接しているような気持ちになります。
ほっとするのも、しんどいのも、悔しいのも、悲しいのも、どれも同じところ、同じことを感じています。
いっしょに、ゆっくりがんばりましょう。
「負けるなよ、妹よ。」
コメントの投稿
-----------注意事項-----------
コメント欄ににコメントいただいた内容は、
ブログの本文に引用することがあります。
このことをご了承の上でコメントをお願いします。
Track Back
もう、おはようございますの時間ですね。
みんなわかってると思うけど「前を向け」にはグッと来てしまう。
わかってるからこそ、言われるのが辛い。
何回も確認する。
自分の見方なのかどうか。
わかってても確認せずには居れない。
夢ととは、いつも自分に確認する。
でも、答えはない。
どこからも返事は返ってこない。
自分で見つけるしかないのかなぁ。
考えはじめたらスパイラルにハマった。
おやじを助けられなかった。
ごめんなさい。