強迫性神経症 | 強迫性障害 | OCD体験記・子育てブログ

強迫性神経症(強迫性障害/OCD)の娘と向き合う父親の体験記・子育てブログ

378.理解してくれない医師

2009.04.28 [ Edit ]

キムチのチングから電話が入りました。

「どうや?」

「あかん、寝たきりや。」

「えっ、マシになってへんの?」

「ぼんぼんに、腫れて、痛うて、歩けへん。」

太腿が、膝の手術をした時のように、きつく腫れてきて、医者に行こうと考えていた時でした。
右足なので、車の運転は無理かなあと思い、どうしようかなと考えている時でした。

「医者まで連れて行こうか?」
「車、乗れへんやろ?」
「俺も、薬もらいに行くついであるし、迎えに行くわ。」

いつものことながら、友のありがたい情けにすがることにしました。
「俺は、ほんまに幸せもんや。 」
ついでに喫茶店でコーヒーを飲んで、飽きもせずにサッカー談義。
「昨日なあ、テレビの番組の中で、世界で一番有名な日本人は?っていうのをやってたんや。」
「誰やったと思う?」
「答聞いて、ひとりで腹立ててたんや。」

「腹立ててたということは。」
「王貞治かな?」
「王貞治やろ。」

「近いけどなあ。」
「イチローや。」
「まあ、日本人が選んでるから、解ってなかってもしゃあないけどなあ。」
「世界は、アメリカと日本しかないのかって、一人で怒ってたわ。」

「野球がどれだけの国でやってて、サッカーがどれだけって言うこと、日本のマスコミは秘密にしてるからなあ。」
「野球文化の国やからなあ、しゃあないなあ。」
「だいたい、日本はアメリカの属国やからなあ。」
「アメリカでしかしてないスポーツをワールドスポーツやって言うてるもんなあ。」

「スポーツ選手で、日本人で一番有名なんは、中田か、中村やろ。」

「そうやなあ、俺らが名前を知らんような国でも、中田は知られてるかもしれんなあ。」
「サッカーやってない国は無いもんなあ。」
「国連加盟国の数より、国際サッカー連盟の加盟国のほうが多いということ、日本人は知らんからなあ。」

二人とも、野球が嫌いなわけじゃないのですが、
サッカーを理解できていない日本にいらいらしているのです。
王貞治は偉大だと思っているのですが、世界のホームラン王ではないのです。
アメリカと日本のホームラン王なのです。
ワールドチャンピオンになった侍ジャパンと騒いでいますが、
世界中では野球はしていないわけで、世界の国々でワールドカップと言えば、サッカーを指すのです。

こんなことを、うだうだ書いていると、野球文化の日本では受け入れてもらえないでしょうから、
いいかげんにしておきますが、もう一つだけ、解りやすいサッカーのコマーシャルをしておきます。

国際オリンピック委員会よりも、国際サッカー連盟の意見のほうが強かったりするのですよ世界では。
例えば、古い話ですが、メキシコオリンピックの2年後にメキシコでワールドカップが開催された時の話。
メキシコオリンピックの時に、スタジアムの未完成部分があったのですが、
メキシコ政府関係者が、非公式のコメントですが、平然とワールドカップには間に合いますと言ったそうです。

サッカーの話をすると熱くなりすぎていけません。
ほんとに、これくらいにしておきます。

キムチの、チングとの喫茶店での、たわいない雑談の中身でした。

肩を貸してもらって、医者に行って診察してもらった結果、
打ち身からの内出血で太腿全体が腫れているとのことでした。
注射で、内出血した血を抜くと言うことでしたが、風呂に入れないと言うことなので、
注射は中止してもらいました。

娘に、医者に行くと言って来ていましたから、帰ると同時に着ている物はすべて洗濯して、
風呂に直行しなくてはいけませんから。

この話は、前にも、この整形外科の先生にした話なのですが、
今回も、やはり、なかなか理解してもらえませんでした。

「娘さんには、ちゃんと説明すれば解ってもらえるでしょう。」
「病院は汚いところではないですよ。」

そんなことを、おっしゃっていました。
まあ、慣れた話なので、うまく話をそらして、

「注射が怖いので、他の治療法にしてください。」

などと、笑っておきました。

医者でも理解してくれない病気なんて、やっぱり病気と言う名前を変えないといかん。
世の中に、解って貰えるようにして行くには、どうすればいいのだろう。
そんなことを考えていましたが、これも、隣にいる人が理解できればいいだろうというところで、
無理矢理、自分を納得させておくことにしました。

「あいたたた」の続きの、「あいたたた。」の話でした。

もう一つ、理解してもらえない話。

「先生、5月10日までに、サッカー出来ますか?」

5月10日に、全国シニア大会の50歳代の選手選考会があるのです。
必死に聞いてる私を無視するように、鼻で笑った先生は、
「まあ、2週間は安静が必要ですから、ぎりぎりですね。」
もう一度、声を出して笑いました。

別に、腹が立つわけでもなく、こと歳のオッサンが真剣にサッカーしてるなんて、
誰にも解るわけもなし、しゃあないかとの思いで、私もいっしょに笑っていましたが、
心の中では、
「一回、試合してるとこを見に来てみいや。」
「びっくりするぞ、腹の出たお医者さん先生よ。」
と、胸を張っていました。

まあ、これも、アホみたいな話やなあと、心の中で苦笑でした。

人に解ってもらえないこと、世の中には、山ほどあるものです。

Comment

足、大丈夫ですか?
辛そうですね。
しかし、ステキな友がいて幸せですね。
私も親しい友がいろいろいますが自分が娘の事を今ではあまり話題にしなくなってしまったし、友も気にはしてくれてますが闘病が長くなってきて段々と禁句状態になってる事が有り難いような悲しいような。
しかし、娘には、そういう友もいません。もう、ずっといません。可愛そになぁ。と思います。
私の娘の頃は…というと今の主人と恋愛中でとても幸せな充実な日々でした。
それと比較すると本当に可愛そうに思いますが、やはり現実、受け止め、前に進むしかありません。せめて私が今は親友になってやりたい。と思って今に来てますが、町で見る若者達を娘はどう見て思ってるのか…。うらやましいを忘れてしまったか…。はたまた諦めてしまったか…。
とにかく遅くても良いから生き生きとした青春をいつか持てたらなぁ。と思いながら今日は休みなのでいっぱい話ししたいなぁ。と思ってます。
いつもありがとうございます。
おっちゃん、お大事に。無理しないようにね。

ミミリンさんへ

私も同じ思いを、よく持ちます。
俺に友達が多すぎて、息子や、娘には、友達がいないのか。
そんなふうに思ってしまいます。

娘の歳のころ、こんなふうに楽しんでいたなあ。
そんなことを、よく考えて、辛くなります。

そんな時に考えること。
自分を納得させる考え。
自分で切り開くしかないし、いくつになっても出会いはあるし、必ず、これからいいことがある。
そうでないとおかしい。
これだけ苦しい思いをしている娘には、いつか素晴らしい幸せが来る。

お互い、これを信じて、歩いていきましょう。

ただ、今も、病気のおかげで、意味の違った幸せをもらっているものでもあるというのは、ミミリンさんも感じていることでしょう?

とにかく、焦らず、諦めず、ゆっくり歩いていきましょう。

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強迫性神経症(強迫性障害 | OCD)と闘う父親の日記。画像は娘が描いたものです。

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