強迫性神経症 | 強迫性障害 | OCD体験記・子育てブログ

強迫性神経症(強迫性障害/OCD)の娘と向き合う父親の体験記・子育てブログ

380.わかってるでえ

2009.04.30 [ Edit ]

私の子供部屋予定になっている部屋は、もともと私の部屋だったのですが、
娘が病気になる前に、ホテルの清掃の仕事から帰った時の、仮眠部屋だったので、
入室にかなりの制約があり、足が遠のいて、物置部屋に変貌しています。

もう捨ててしまいましたが、横になって、うたた寝をするのにちょうどいいソファーが置いてあって、
毎日の日課のように、そこで娘は小説を読み、夜中に漫画を描くためのストーリー考察。
夜中に漫画製作するための、少しの睡眠も、そこでとっていました。

そのころの記憶に対する不潔恐怖から、その部屋は、入れない部屋になっているのです。

ただ、3ヶ月くらい前までは、私のパソコンが、その部屋においてあったので、
私だけは、出入りしていました。
その部屋だけで使うスリッパを必ず履いて、出てきたら手洗いの励行を条件として。

寒い冬にパソコンを使う時は、居間のコタツに移動させたかったのですが、
その部屋にある物は汚れているので、ずっと持ち出しが出来ませんでした。

これも、嬉しい話のひとつなのですが、
3ヶ月くらい前に、突然、パソコンの持ち出しが解禁されました。
なにが、どう変わったのかは、これについても解りませんが、
突然、オッケーになったのです。

それで、今は、私のパソコンは、居間にあります。

パソコンが、どこにあるかを、これだけ説明するというのも病気のなせる業ですね。
普通なら、たった一行、「私のパソコンは居間で使っています」、これだけしか話さないものでしょう。

ということで、このブログも、居間のコタツで書くようになりました。
娘は、相変わらず、自分のパソコンはまだ触れないので、
神社仏閣の予定行事などの調べ物は、私が代行しています。

ただし、やはり、パソコンの置いてあった場所が汚れている場所だったので、
娘は、パソコンを触ることはできません。

なので、私がパソコンを触っている時は、対面に座っており、娘が画面をみることはないのです。

めずらしく、夕方にブログの書き込みをしていた時に、

「なに書いてんの?」
「強迫症のこと書いてるの?」

サッカーの連絡文を作成していたのですが、

「ちょっと、強迫症を見せてよ。」

娘が、見ないことで、気楽に書けてるといってもいいのかなあと思ってる文章なので、
あまり、いっしょに見るのは嫌な感じかなあと思いつつ、ブログを開きました。

タイトルを見て、「ごめんなさいを読ませて。」

黙って、読んでいました。

「慟哭と安心って、変な題やなあ、これはなにを書いたんや?」

これも、黙って読んでいました。

読み終えて、一瞬、黙ったままだった娘が、
私の肩を抱いて、突然、大声で泣き出しました。

私は、心の中で、

「父さんは、お前の気持ち、わかってるやろ。」

心の中で、小声で言いました。

やはり、周りが喜んでいることには関係のない世界で、娘は苦しんでいたのだなあと思いました。

全部読んだら、私の気持ちを、もっと理解してくれるだろうとは思いましたが、
やはり、トンネルを出てから、ゆっくり読んでくれればいいと思い、すばやくパソコンを閉じました。

共闘、続けていって、出口にたどり着いて、笑いながら、いっしょに振り返れたらなあと思いますし、
私が死んでから、普通に楽しい生活を送っている娘が、父を想ってくれればいいなあと思います。

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強迫性神経症(強迫性障害 | OCD)と闘う父親の日記。画像は娘が描いたものです。

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