強迫性神経症 | 強迫性障害 | OCD体験記・子育てブログ

強迫性神経症(強迫性障害/OCD)の娘と向き合う父親の体験記・子育てブログ

403.中国人の大切な友

2009.05.24 [ Edit ]

末娘と、妻が、夜遅くに帰ってきた。

中国料理の李さんが、妻に、母の日プレゼントをくれたらしい。
李さんは、たしか、もう40歳くらいだと思うので、妻に母の日プレゼントもなあって感じですが、
末娘の母親という意味合いのものなのでしょう。

「李さんは、うちの家族を、自分の家族やと思ってるみたいやで。」

末娘が言っていたことがあります。

昨日も、そのプレゼントを渡す為に、
夕食に招待してくれていたようです。

梅田に出したラーメン店が、かなり繁盛している様子で、

「李さん、ちょっと金持ちになったようやで。」

これも、末娘の話です。

家を買って、車も買って、子供たちも中国から呼び寄せて、
やっと、家族での生活を再開したようです。
中国語なまりの日本語で、

「おとうさん、わたしの子供は、中国にいますから、すこしだけ、寂しい気持ちですよ。」
「わたしの、おとうさんと、おかあさんが、面倒見ています。」

中国には帰らないのかという、私の問いに、

「中国より、日本のほうが住みやすいので、子供たちを、こちらに呼べるまで頑張ります。」
「永住権ありますから、こちらで頑張ります。」
「時々は、中国に帰ります。」

夫婦で、一日に二つの仕事をして、中国に送金しながら、金を貯めて、店を出して、
その最初の店が失敗で、ほとんど貯金が無くなって、借金して再起して、
今は、3件の中華料理店と1件のラーメン店のオーナー。

その最初から今までの10年間を見てきましたが、
愚痴や弱音は、聞いたことが無いし、
いつも笑顔でいる李さんでした。

物腰の柔らかい、あの温厚な李さんの、いったいどこに、それだけの根性があるのか、
芯の強い人間なのだと思います。
その根性に、あこがれのような感情さえ持ってしまいます。

私より歳はかなり若いのですが、単純に尊敬してしまいます。

娘の病気のことも、いつも気にかけてくれているそうです。

ただし、ほんとの意味の辛さを経験しているからだろうと私は思っているのですが、
娘の病気のことについては、会ってもほとんど話さずに、
娘に、自然にやさしく声をかけてくれています。

その話しかけてくれる話題や、李さんの態度に、
自然な感じで、気づかせない、病気に対するいたわりを、いつも私は感じています。

昔、日本にあった、近所のおじさんの気配りを、中国人の李さんに感じるのです。

大切にしようと思います。

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