強迫性神経症 | 強迫性障害 | OCD体験記・子育てブログ

強迫性神経症(強迫性障害/OCD)の娘と向き合う父親の体験記・子育てブログ

457.宝物のメール

2009.07.27 [ Edit ]

妹が、母親と、中国旅行を計画しています。

自分が、中国の友達に再会したいというのもあるのでしょうが、
母親を連れて行ってやると意気込んでいるので、どこか嬉しい気分です。

娘が大人になって、親を旅行に連れて行くという、よく聞く話。

まったく、そんな”普通”に聞く話が、我が家で出来るとは思っていませんでしたから、
とても嬉しく感じます。

もともとは、中国に留学していた時に、何度もメールで、さそってくれていました。

「父さんと、母さんに、中国を体験させてあげたいから、私が帰るまでにこちらに来て欲しい。」
「お姉のことがあるから、父さんだけでも、来たらええやん。」
「別々に来てもいい。」
「お姉は、いっしょに来れへんかなあ?」

自分が住んだ中国を、親に見せてやりたいというのと、
苦しんでいる親を、ひと時休養させてやりたい。
そんな思いを、持ってくれていたのだと思います。

今は、帰国して、末娘の特権かのように、自由に生きている妹娘ですが、
毎日交換していたメールのなかで、私の宝物のようにプリントアウトして、
持ち歩いている妹娘のメールがあります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

大丈夫なん・・・?
気持ちがしんどいんやなぁ。
何にもしたくない時は何にもしんでもいいやん。

今までずっと頑張ってきたんやから、
父はいつも自分が、いなあかん、自分がしたあげなあかん、
って思いすぎるところある気がするで、
自分がしんどい時は、少し家族と距離をおいたり、
母に頼れる所はもっと頼ったりして、自分を休憩させる事が大切やと思う。

もし体や気持ちがほんとに潰れてしまったらそれを治療するには時間がかかるし、
今以上に苦しいと思うで。

今もし時間があるなら、1週間くらい自分だけのために時間を使ってみたら??
一人で電車に乗って温泉に行くとか、別に遠くなくてもいいやん、
家族がどうしても心配なら京都の鞍馬とかすぐ帰れる位の場所に行って、
一人で何にも考えんでもゆっくりしてみるとか。

それか、一度一人で中国に来てみませんか?
今はシーズンオフで飛行機安いやろ?
私が上海まで迎えに行くし、そこからは私も一緒やし何の心配もいらんやん、
うちの寮1日100元で旅行客泊まらしてるし、
食事代も1食10元でお腹いっぱいやしな。
お金はあんまりかからんで。

私は父にも母にも時間があって、
健康であるうちに、もっとたくさんの所へ行って欲しいって思ってる。
やっと時間がとれる時期がきたんやから、時間を有効に使ってほしいと思う。
いままでできひんかったことをやって欲しいと思う。

お金が厳しいのはわかるし、色んな問題もあるけど、
自分のために使うお金や時間は、生活には必要やと思うねん。
色んな場所に行って色んな人と出会ったり、
見聞を広げる事は決して浪費じゃないと思うで。

楽しむために生きてるんやから。

私は1月に、3月からの留学費を稼ぐためにみんなより早めに切り上げて帰ります。
それでもう一回中国来るけど、
3月から7月まで揚州大学に行ったら必ず辞めて日本で就職するし、
それからは少しは家計を助けられると思ってる。
だからみんなのお金を足して生活していこう。

お兄ちゃんも働いて、私も仕事したら前みたいに少しは余裕を持って生活できるやんな。

それまで少し待っててな。
兄弟三人とも、親不孝でごめんやで。

でも、きっと一人一人、家族の事考えてるんは間違いないし、
少し私たちにひとり立ちする時間をちょうだいな。

では、体と気持ちに無理をさせずゆっくりして。一人で頑張らないように!!

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私が、しんどいとか、仕事辞めて金が無くなってきたとか、
弱気のメールを送った時の返信だったのだと思います。

文章ほどは、成長していないのかなとも思っていますが、
嬉しくて、このメールだけ、プリントアウトして、お守りにしています。

Comment

心強いですねぇ。
末娘さんが、とてもしっかりしていて大人なので感心しました。
これは本当に何よりのお守りですね。

やはり末娘で、自由奔放にしてる美愛です^^;)

私もおやじさんの末娘さんと似ている感じです。

私の母は私の留学中に1度、ずっと夢に見ていたヨーロッパに10日来ました。私はまだ結婚していなかったので、毎日あちこち一緒に行って、とても楽しかった。

結婚して、子供ができてからはなかなか日本に帰れなかったので、すぐ上の姉と両親と3人で3ヶ月こちらにに来てくれました。

滞在中、慣れない外国で、大変なこともあったり、あまりあちこち行けなかったから、不自由な思いをさせたけれど「美愛とこんなにゆっくり一緒に過ごせて、本当に良かった。こんなこと今までなかったよね。思いきって来てよかったね」って、言ってくれたのが、とても嬉しかったことを覚えてます。

その時々で、人生いろいろですね・・・

おやじさん、お体を大切に。

沢山の愛を贈ります。

かよさんへ

いやいや、このメールはお守りというか、大切にしていますけれど、
しっかりした大人というところには、疑問符がつきます。
わかってるはずですよ、かよさんにも。
ねえ?

美愛さんへ

親孝行できてよかったですね。

娘や息子のことばかり考えていますが、
自分を振り返ると、親孝行なんて、何も出来なかったなあと思います。

情けない息子でしたね。

これは、まいった。

そんなことは、あまり考えてなかったけど、親孝行は出来てないなあ。


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強迫性神経症(強迫性障害 | OCD)と闘う父親の日記。画像は娘が描いたものです。

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