458.線を生かせたい娘
2009.07.29 [ Edit ]
「線が死んでる。」
こう言われてから、娘は、すこし落ち込む日々。
いや、表面上は、平気な顔をしているのですが、
負けん気の強い娘は、その言葉を素直に受け入れられない様子です。
職場経験の無い娘。
まったく無いわけではありませんが、耳が聞こえないから、
コミュニケーションのあまり必要でない仕事をしてきました。
いじめられたことは、山盛りありますが、
温かく叱られたことが、あまり無い。
そんな娘です。
病気になる前は、自分は、そういう運命と受け入れて、
無理やり受け入れて、いじめられていることを自分の内にしまいこんで生きてきた娘でした。
それは、耳が悪くて聞こえないからとの理由での小学校のいじめの時から、
加えて、助けてもらおうとした担任の教師からもいじめられたことから、
自分の中の教訓として、耐えることが生きていくことだと受け入れた時から始まっているものです。
ただし、病気になってから、やっとの思いで、父親を受け入れてくれ、
内面についての話を私とするようになって、外に出してもいいものだという練習をし始めてきています。
とは言え、しまいこむことがクセになっている娘は、
なかなか表に、愚痴を出してこないのです。
愚痴を出してくれば、
「いや、それは、考えすぎで、こういうことやで。」
「そういうふうには、言ってはらへん。」
こんなふうなアドバイスももらえるし、
かたくなな拒否や、自己否定も、考え直せる余地はあるのですが、
そこが、難しい性格となってしまっているところです。
親の私は、こんなふうに理解してやることが出来ますが、
社会の中では、単純に、拗ねていると見られるものなのだと思います。
それでも、なんとか、自分の中で、「線が死んでる。」を消化して、
一生懸命、生きた線を描こうと、何枚も描いた花の絵を、
「父さん、先生に、絵を見てもらいに行こうと思うし、連れてくれるか?」
というふうに言ってきました。
こう言われてから、娘は、すこし落ち込む日々。
いや、表面上は、平気な顔をしているのですが、
負けん気の強い娘は、その言葉を素直に受け入れられない様子です。
職場経験の無い娘。
まったく無いわけではありませんが、耳が聞こえないから、
コミュニケーションのあまり必要でない仕事をしてきました。
いじめられたことは、山盛りありますが、
温かく叱られたことが、あまり無い。
そんな娘です。
病気になる前は、自分は、そういう運命と受け入れて、
無理やり受け入れて、いじめられていることを自分の内にしまいこんで生きてきた娘でした。
それは、耳が悪くて聞こえないからとの理由での小学校のいじめの時から、
加えて、助けてもらおうとした担任の教師からもいじめられたことから、
自分の中の教訓として、耐えることが生きていくことだと受け入れた時から始まっているものです。
ただし、病気になってから、やっとの思いで、父親を受け入れてくれ、
内面についての話を私とするようになって、外に出してもいいものだという練習をし始めてきています。
とは言え、しまいこむことがクセになっている娘は、
なかなか表に、愚痴を出してこないのです。
愚痴を出してくれば、
「いや、それは、考えすぎで、こういうことやで。」
「そういうふうには、言ってはらへん。」
こんなふうなアドバイスももらえるし、
かたくなな拒否や、自己否定も、考え直せる余地はあるのですが、
そこが、難しい性格となってしまっているところです。
親の私は、こんなふうに理解してやることが出来ますが、
社会の中では、単純に、拗ねていると見られるものなのだと思います。
それでも、なんとか、自分の中で、「線が死んでる。」を消化して、
一生懸命、生きた線を描こうと、何枚も描いた花の絵を、
「父さん、先生に、絵を見てもらいに行こうと思うし、連れてくれるか?」
というふうに言ってきました。
何かのきっかけになればと、喜んでいたのですが、
気持ちが押し込まれることで、また、強迫がひどくなるのも怖く、
絵の話は、しばらく封印していた私でした。
先生の家まで車に乗せて行き、
到着したところで、
「車を停める場所を探してくるから、おまえ、先にせんせいのところに行っといてくれ。」
一人で、行かせるためのわたしの作戦です。
5分後くらいに、先生のアトリエの前に行き、
しばらく中の話を聞いていました。
「怒ってるのか?」
先生の声。
「怒ってへん、緊張してるんや。」
「また、死んでるって言われるかと思って。」
「ずっと悩んでたんやで。」
本音を出せている娘に安心しました。
「あのな、今まで、お金出して絵を習いに行ってたやろ。」
「お金もらって教えてる先生は、失礼かもしれんけど、おまえのことは、どうでもええねん。」
「おまえが、上手にならんでも、それなりに描いてたらええねん。」
「おっちゃんはな、おまえに、仕事してもらおうかなって思ってるんや。」
「だから、おっちゃんは、厳しいことも言う。」
「でもな、おまえ、絵が好きやろ、最初からうまいこと描けへんかっても、続けたら大丈夫や。」
「うん。」
頑張ってやりますという声までは出ませんでしたが、
いろいろな質問をして、丁寧に教えてもらい、
「また描いてくるから、教えてな。」
とうことに落ち着きました。
絵を描くという気持ちになったこともそうですが、
他人と話す機会を持たせてくれた友に、あらためて感謝しながら、
先生のアトリエを辞しました。
「ゆっくりでええ。」
「マイペースや。」
「いろいろ教えてもらって、人にあげられるような絵が描けるようになったらええなあ。」
「そんな感じで、おっちゃん先生と、仲良くさせてもらえ。」
「わたし、耳が聞こえ難いので、もうすこし大きな声で言って下さい。」
これを、なかなか言えない娘。
これが簡単に言えると、もうすこし生き易くなるのになあ。
そんなことを、ぼんやり考えていました。
気持ちが押し込まれることで、また、強迫がひどくなるのも怖く、
絵の話は、しばらく封印していた私でした。
先生の家まで車に乗せて行き、
到着したところで、
「車を停める場所を探してくるから、おまえ、先にせんせいのところに行っといてくれ。」
一人で、行かせるためのわたしの作戦です。
5分後くらいに、先生のアトリエの前に行き、
しばらく中の話を聞いていました。
「怒ってるのか?」
先生の声。
「怒ってへん、緊張してるんや。」
「また、死んでるって言われるかと思って。」
「ずっと悩んでたんやで。」
本音を出せている娘に安心しました。
「あのな、今まで、お金出して絵を習いに行ってたやろ。」
「お金もらって教えてる先生は、失礼かもしれんけど、おまえのことは、どうでもええねん。」
「おまえが、上手にならんでも、それなりに描いてたらええねん。」
「おっちゃんはな、おまえに、仕事してもらおうかなって思ってるんや。」
「だから、おっちゃんは、厳しいことも言う。」
「でもな、おまえ、絵が好きやろ、最初からうまいこと描けへんかっても、続けたら大丈夫や。」
「うん。」
頑張ってやりますという声までは出ませんでしたが、
いろいろな質問をして、丁寧に教えてもらい、
「また描いてくるから、教えてな。」
とうことに落ち着きました。
絵を描くという気持ちになったこともそうですが、
他人と話す機会を持たせてくれた友に、あらためて感謝しながら、
先生のアトリエを辞しました。
「ゆっくりでええ。」
「マイペースや。」
「いろいろ教えてもらって、人にあげられるような絵が描けるようになったらええなあ。」
「そんな感じで、おっちゃん先生と、仲良くさせてもらえ。」
「わたし、耳が聞こえ難いので、もうすこし大きな声で言って下さい。」
これを、なかなか言えない娘。
これが簡単に言えると、もうすこし生き易くなるのになあ。
そんなことを、ぼんやり考えていました。
Comment
一歩一歩
夢ととへ
元気そうな話し方やなあ。
ちょっといい感じなんかな?
まあ、眠りがってとこは、ある感じやけど、
寝られへん時は、起きてたらええし、
身体が欲したら、うつらうつらでも、睡眠は取れるらしいから、
気にしないように前進すればええやろ。
少しずつ、ほんまに少しずつやでえ。
あんたは、欲張りやから、少しずつが、下手やからなあ。
ちょっといい感じなんかな?
まあ、眠りがってとこは、ある感じやけど、
寝られへん時は、起きてたらええし、
身体が欲したら、うつらうつらでも、睡眠は取れるらしいから、
気にしないように前進すればええやろ。
少しずつ、ほんまに少しずつやでえ。
あんたは、欲張りやから、少しずつが、下手やからなあ。
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今日は、早めに寝て起きちゃいました。
薬を飲んでも3時間程度ですね(´Д`)
お嬢さん、チャレンジしておられますね。
絵を描きたい、うまくなりたい、が怒られた?経験を超えたんですね。
チャレンジされる気持ちすごく頑張られたのが伝わってきました。
久しぶりにコメントさせて頂きました。
夢ととも少しずつでも頑張ります。