強迫性神経症 | 強迫性障害 | OCD体験記・子育てブログ

強迫性神経症(強迫性障害/OCD)の娘と向き合う父親の体験記・子育てブログ

52.パチンコ依存症(1)

2008.05.16 [ Edit ]

強迫性神経症に罹ってからずっと。

息子が、姉ちゃんの気持ちを慰めようと、
いろんなところに連れて行ってくれています。



パチンコも、その一つでした。
発症してすぐくらいでしたから、もう6〜7年前になります。

「生まれて初めてパチンコに行ったわ。」
「面白かったけど、どきどきしたわ、お金もったいないもん。」

母親と3人が、千円づつ パチンコしたそうです。

「母さんのが当たって、1万円 勝ったんやでえ。すごいやろ。」

それから、時々、家族でパチンコにいきました。

私と息子は、息子の不良時代に、よくいっしょにパチンコにいってましたから、
ギャンブルの怖さは、よく分かっているんです。
実は私は、それ以上で、今はもうほとんど行きませんが、
若いときから競艇ファンでした。

最初は、5百円で出した玉を、半分ずつにして2台の代で打ってみたり、
千円も負けたから、もうやめようとか言ってたんです。

いろんなものが汚くなってきたころから、パチンコに行く回数が増えました。
近所にパチンコ店があって歩いていけることも、気軽に行ってしまう要因なんですが、



なにより、店員さんと顔見知りになれたことの喜びが大きく、
また、常連客と顔見知りになれたことも大きな要因です。

5千円、1万円と使うようになっていきました。
そんなことは、わかっていたことで、勝つこともあるわけだから、
一度勝って手にした金額は、また手にすることができる金額であり、
使ってもいい金額になるわけです。

ビギナーズラックなのか、常連に引き込む為に、
うまく調整して店側が最初は勝たせるのか、
最初のうちは、よく勝って喜んでいました。

自分が神経症で働けない今、入ってきたお金は、
親に遠慮しないで使えるお金だということも魅力なんだと思います。

道元禅師をめざしていたくらいですから、
それまで贅沢なことは、ほとんどしたことがありません。


パチンコをすることと、並行して、
神経症のしんどさは、どんどん増していきました。


この並行は、別に結びつきはありませんし、
パチンコの話とも直接関係ない話ですが、


このころから娘の心の中では、

いままで、一生懸命いい人になろう、人に迷惑をかけず、人の為になろうと、
考えて生きてきたのに、その結果、この病気に罹った。
なんでやねん?
それやったら、もう、我慢せんと、楽に生きてやろう、
というような考え方が芽生えてきたようです。

こんな短い文では書き表せない、長い間の葛藤があったんだろうと思います。
娘の頭の中で、いつも疑問と悔しさとが、渦巻いていたのだと思います。


最近は、はっきりと言います。
「もう我慢はせいへん、楽に生きてやるんや。」
言いながら、悔しさと、自制と、自省と、その反動の心が、
入り混じって闘ってるんだと思います。



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