強迫性神経症 | 強迫性障害 | OCD体験記・子育てブログ

強迫性神経症(強迫性障害/OCD)の娘と向き合う父親の体験記・子育てブログ

517.会話の明るさ三段階

2009.10.24 [ Edit ]

久しぶりに、喫茶店で、ゆっくり娘と話した。

「あのな、父さんがいない時に、北村さんの仕事をカンガルー便まで自転車で持っていったんやで。」
「国道をカーコまでは走れるようになったんやけど、市民病院までは、ちょっとしんどかったわ。」
「走ってる途中でなあ、身体が震えて寒くなった感じがして、怖かった。」
「まだまだ、あかんなあ。」

「あかんことないがな。」
「思い出してみいな、前は、外にも出られへんかったやろ。」
「行けるようになったことは、すごい進歩やで。」
「カーコまで行くのも、最初は震えてたやろ?」
「二回、三回、行けるようになったら、安心出来てきた。」
「そんなもんや。」
「市民病院までも、二回目、三回目を越したら、行けるわって安心が感じられるようになる。」

「そうやなあ。」
「そうかなあ?」

「怖いなあって思った時は、出来たことを思い出して安心したらええねん。」

「でも、出来たことって、出来て当たり前のことやろ。」
「なんか情けないなあ。」
「わたし、マクドのバイト、ずっと辞めんと続けてたらよかった。」
「そしたら、こんな病気ならへんかったのに。」
「わたしの人生ってなんなんやろ?」
「なんにも、ええことあらへん。」

「そんなふうに考えんでもええんや。」
「焦らんでもええねん。」
「まだまだ人生終わってへんねん。」
「これから先、ええこと、たくさんあるんやって。」
「気楽に生きてたらええんや。」

いつもの会話なのですが、この会話には、三段階の明るさがあって、
暗い、普通、やや明るい、と三つに分類できるのです。
今日は、同じ内容ですが、やや明るいに分類される会話です。
「わたしなあ、写生に行きたいんや。」
「色鉛筆、おじさんに貰ってから、一回も使ってへんやろ。」
「貰った色鉛筆で絵描いて、お礼に渡したいんや。」

「足長おじさんにプレゼントやなあ。」

「なんで、足長おじさんなん?」

「おまえ、顔見たことないやろ。」
「だから、足長おじさんや。」
「おまえは知らんけど、おまえのこと心配してくれてる人がたくさんいるんやで。」
「タイトクのおっちゃん、ヒライのおっちゃん、オタのおっちゃん・・・」
「北村さん、赤井さん、藤本さん、他にもいっぱいいてはるんやで。」
「特急で、10枚は、絵描かんとあかん。」

「わたしの絵なんか貰っても喜ばはらへんやろ。」

「みんな優しい人ばっかりやから、へたな絵でも、おまえが描けたことを喜んでくれはる。」

「そんなに、ヘタでもないで。」

「まあ、ゆっくり描いたらええ。」
「描ける時に描いたらええ。」
「出来ること、一つずつ増やしていったらええんや。」
「がんばれ。」

「うん、出来ると思うときもあるんやけどなあ。」

「出来るかなあ、あかんかなあって考えんとな。」
「やろうと思った時にやったらええんや。」
「突然でええんや。」
「計画せんと、出会いがしらでええんや。」

ちょっと明るめの、いつもの会話でした。

Comment

娘さん、また一歩あがれましたね

娘さん、どんどん良くなってますね。
やっぱり、おっちゃんが仕事を辞め、時には辞めたことに後悔したりしながらも一生懸命、忍耐強く、娘さんの辛さを受け止め、何度も何度も諦めずに支えてきてる結果じゃないかなぁ。
すごいわ!



私は、今、娘との泣きの逃避行から帰ってきました。
う−ん、疲れた。
おっちゃんの喫茶店での話し合いのようにはいかんわ。
今日は、無性に腹が立った。
娘に腹立てたんじゃなくて、病気に腹を立てた。
こんなに娘を苦しめる病気に腹が立った。
娘は真面目に育った。
一生懸命育った。
それがいけないんだったら神様はひど過ぎる。
これは、心を蝕む癌と同じだわ。

もう ふて寝してやる!


お父ちゃんこんにちわ

娘さん、確実に良くなってきてるね!
まだまだ一杯辛い時はあると思うけど、良くなってきてるのがわかる。
お父ちゃんの温かな支え、娘さんの努力が実ってるね。
あせらずに歩んで行きたいね

娘さんが良くなっていくように祈ります。

ミミリンさんへ

泣きの逃避行は、しんどいなあ。
神様への恨み言も、よく解る気がします。
腹が立つなあ。
これも、よく解る。
腹が立つのを、娘さんに気づかれないようにしないといけないのもしんどいし、
いっぱいいっぱいになるよなあ。

でも、一瞬の娘さんの安堵の顔や、一瞬の笑顔を見れば報われるものやから、
それを糧にがんばりましょう。

少しずつやけど、自分では実感できない少しずつやけど、
階段は、確実に上れてるものやからね。
娘さんも、そうとは解らずにかもしれないけど、自覚は持ってないものかもしれないけど、
心の中で、負けそうになりながらも必死で闘っているからね。

ゆっくり、がんばろ。

にあんさんへ

良くなってはきてる。
それは、確実やなあ。

ただ、もうひとつ前進する為には、自分の心が、前を向くことなんや。

それは、親であろうが、神であろうが、外からは出来ないことなんや。

もう少し、もう少しのところまできてる。

自分で闘うこと、いや、必死で闘ってるんやで。
闘ってるんやけど、敵より少しだけ弱い自分がいるんや。

これね、おっさんは、無茶苦茶を言ってるのは解ってるんやで。

でもね、本音のところで、そう思ってるのも正直なところや。

少しだけ、解ってくれたらいい。

解るよ

良くわかる。
わたしもあとちょっとってあるし、今の私なら乗り越えられるはずなのに、ちょっとだけ自分の心が、弱い。
お父ちゃんの言ってることわかるよ。

私事にになるけど、ブログに自分の強迫性障害について勇気をだして書けたよ。

お父ちゃん、ありがとう

にあんへ

苦しかったなあ、悲しかったやろう。
辛かったなあ。
なんで、こんなに悲しい目に遭わされるのやろうね。
父さん、しんどかったやろうな。
悔しかったよろうな。
おっさんは、こんな言葉さえも、軽すぎると思って、にあんにかける言葉が見当たりません。
消してしまおうと思ったけど、このまま送ることにします。
心から、そう思ってるんやから、誰もがかけるような言葉やけど、許しておいてください。

でも、生きていかないといけないから、前も向かないといけないもんなあ。
お互いに、助け合いながら負けないように歩いて行こうな。

おっさんのボキャ不足での、うまくかけられない言葉のかわりに、
おっさんの68番目に書いてる、「アイネクライネナハトマジーグ」を読んでみてください。

にあんの話を聞いて、思い出しました。
おっさんも、読み返してみたんやけど、そんな話もあるんやでってことです。

これから、ゆっくり付き合っていきましょう。
傷は、なかなか治らないし、忘れられないことかもしれないけど、
いっしょに前を向いて歩けるように、手を繋ぎましょう。

父のの笑顔

お父ちゃん、読ませてもらったよ。悲しく切ないね、途中から読むの怖くなったけど最後まで読んで良かった。
でも苦しんだ歳月は消せない現実だから…つらいね。

私の現場は階段が現場。そこは好きなアーティストのポスター貼ったりしてなんとか…。

でも、父がその為に用意したと思われる金具と同じロープを見ると、吐き気や動悸がする。同じロープは今も触れない、意識が遠退く感じになる。

ただふたつ救われたのは、これは霊的な事なので書こうか迷ったけど、私には真実なので書くけど、父のお通夜の最中、祭壇の中に花に囲まれた橋の模型があって、父が気に入っていた服装で、その橋の渡り口で振り返り、凄く良い笑顔で
『お父さんは大丈夫だから』と私に言ってくれたの。
一般的に首吊り自殺をしたら、凄い顔で亡くなるらしいんだけど、不思議なことに、父は安らかな優しい顔だったの。

このふたつは凄く後々の私に響いたよ。

変えようのない真実だけど、こうしてお父ちゃんに話せるのも、ブログに記載出来たのも、心の再生というのか、私は父の死を受け止め、乗り越えかけてると思う。


お父ちゃん、お父ちゃんと出逢えて良かった。

話せる人がいて、良かったと思う。
重い話でごめんなさいだけど…ね。

お父ちゃん
ありがとう

にあんへ

おっさんは、賢くて偉い人じゃなくて、まったくの愚鈍な凡人なので、
うまく話せなかったり、うまくは表現できないけど、友達として、一生懸命話すから、少し脱線したり、間違ったことを言ったりしても、許してくれよってことを、最初に、にあんにお願いしておくことにする。

これからは、こんなくどくどした言い訳は、もうしないからな。
最初の挨拶だと思っておいてくれたらいい。

そして、にあんも、こういうふうに思って、おっさんに話してくれたらいいからなって意味も含めての挨拶だということです。

まあ、簡単に言うと、「なんでもあり」で、付き合っていきましょうってことやな。
まあ、ゆっくり、長く、仲良く付き合っていく上での、最初のルール設定ってことにしておこう。

長い前置きになったけど、にあんも、了解やろ?

霊的なこと、おっさんも、ここでたくさん書いてきたと思う。
信じる人、信じない人もいるけど、おっさんは、不思議なことで解らないことやけど、あることやなあって思ってる。

にあんの父さんが、にあんを守ってくれているなかで、
このおっさんと出会わせてくれたのかもしれないし、
父さんが、このおっさんを、お父ちゃんって呼んで付き合ってみてもいいぞって言ってくれてるのかもしれん。

そう考えると、にあんの父さんと、おっさんは、どこかの前世で友達だったのかもしれないなあなんて思えてくる。

まあ、「袖刷りあうも他生の縁」で、にあんと、お父ちゃんは、出会ったってことに間違いないわけだから、
これから、いっしょに、仲良く歩んでいくことにしよう。

おっさんの、霊的な お話でした。

(^^ゞ了解しましたっ

お父ちゃん、ありがとう

お互い様なとこあるかもね

私も間違うし、誤字脱字あるし、脱線得意?だしね。
病気とは関係ない話もあると思うし。

父が引き合わせてくれたかもね、父が他界後、父を呼ぶとき
お父さん・とと様・父上・父ちゃん・おととって呼ぶの、名前にちゃん付けとか。

『お父ちゃん』ってすんなりで抵抗なかったょ

ありがとう

にあんへ

早速、了解してくれたってことで、一回目の、お父ちゃんの無茶苦茶話。

病気で苦しかった父さんはね、にあんの心の中で、元気でいっしょに生きる為に、
苦しい選択だったけど、そうしたのだと、お父ちゃんは考えることにした。
そうすることで、ずっとずっと、にあんといっしょに生きることに決めたんや。
だから、いつもいつも、温かく、にあんを守ってくれてるんや。

お父ちゃんは、にあんの父さんの友達やから、にあんの父さんといっしょに、
にあんを守ってやることに決めた。

これからは、父さんの親友の、お父ちゃんやと思って、甘えたらええからな。

無茶苦茶発想の、お父ちゃん宣言や。

お父ちゃーん

お父ちゃん涙がとまんないよ



私ね、お父さんの分も生きてって思ったよ。
顔そっくりになったし(笑)。

ありがとう

にあんへ

このお父ちゃんは、もうすぐ56歳。

たぶん、にあんの父さんと、同じくらいやろ?

仲良くしような。

この お父ちゃんには、他にも、心の傷で泣いてる娘がいるからな、
おいおい、出会わせるようにしていくから、姉妹で助け合ったらいい。

この お父ちゃんだけでは、頼りないからな。

ここには、りっぱな、頑張り屋の母さんも、何人もいてるから、
その温かさに触れて甘えるのもいい。

まあ、みんな温かい仲間やから、
そして、みんな、必死で生きてる仲間やから。

お父ちゃんは、いつでも思ってる。
出会いに感謝。

父上の歳

お父ちゃん

うちのお父さんが生きていたら64歳。

お父ちゃんの歳は知ってたけど、54歳で他界したお父さんは、54歳のままなんだよね。

娘にべったりの淋しがりやの父上様でした。

お父ちゃんのところに来る人達も、頑張ってるよね。

私も毎日頑張ってる。
母に聞いてみたら、頑張ってるから今があるんでしょって、言ってくれた。

おとうちゃんは、駆け込み寺みたいだね。


みんなが笑顔になれならいいのにね

にあんへ

にあんの父さんは、俺より8歳年上なんやな。
54歳で亡くなられたってことは、
俺の先輩でもあるし、今では俺が56歳なので、後輩とも言える感じやなあ。

ちょうど今の俺くらいだと考えると、よけい複雑な気持ちになります。

あのね、よく賢ぶった人が言うでしょう、
「思い出させるから、そんな話をするのは、迷惑です。」って。

俺はね、
もちろん、そんなことも考えるよ、考えながら、思い切って話すことにしている。
腹の中で遠慮したりしてるより、心の中に遠慮せずに入っていけばいいと思っている。

ただ、文書伝達で、これは、あまり出来ないというか、しづらいことやなあとも思ってるけどね。
リアルなら、表情もわかるし、ただ思慮のない奴だとも思われないように話せるものやからなあ。

まあ、とにかく、そんなふうに思ってる。
人それぞれやから、「迷惑を考えろ。」って言う人が間違ってるとも思ってないんやけど、
俺は、そんなタイプなんで、解ってねってことを伝えたいだけです。

こういうことも、リアルだと、直感で理解しあえるところですが、
文書伝達だと、時々、注釈も必要だと思うところの蛇足の解説です。

にあんに、了承くださいとか、申し訳ないとか、言うなって言いながら、
くどくど言ってるのは、へんな話やけどなあ。

まあ、ゆっくり、お互いを理解しながら、付き合っていければなあってことかなあ。

ところで、にあんの母さん、どっしり構えた人みたいな感じがするね。

今度は、母さんのこと、話して欲しいなあ。

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強迫性神経症(強迫性障害 | OCD)と闘う父親の日記。画像は娘が描いたものです。

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