53.パチンコ依存症(2)
2008.05.16 [ Edit ]
私が会社を辞めてからの3年間、ほとんど毎日パチンコに行ってました。
朝から晩までと言うわけじゃないですが、短い時間でも、遅くからでも、ほぼ毎日です。
毎日パチンコするために、会社辞めたわけじゃないです。
私が会社辞めて一番にしたかったことは、娘と二人で四国巡礼の旅、
すなわちお遍路さんだったんです。
ところが、強迫製神経症になって汚いものがいっぱいあるなか、
旅行、特にお遍路さんなんて、とんでもない世界だったんです。
娘は、随分前から、お遍路に行きたいって言ってました。
金毘羅さんに家族旅行したときも、いつかお遍路さんやりたいって言ってましたし、
道後温泉に、家族旅行したときも、商店街で、お遍路さんの装束や杖、経袋、
全部そろえたらいくらになるなんて言ってたくらいなんです。
まあ、それでも、いつか娘と遍路旅には行こうと思ってます、
諦めたわけではありません。
今は、仕方ないと自分に言い聞かせて、
娘の気がまぎれるならと、毎日遅くまで店にいました。
これは、娘だけの責任ではなく、
娘が言っていた、
「父さん、会社辞めて、月曜日におはようって言う人がいなくなったら、
わたしと同じ病気になるで。」
の寂しさから、私自身の逃げ場でもあったと思います。
親娘がいっしょに逃げ込んでた、しんどい爆弾からの防空壕だったんです。
ところが、この防空壕は有料で、それもかなりの金額でした。
まったくこれも間違ってるんでしょうが、私は三年間、仕事をしていません。
収入無しの支出のみ生活は、すごい金が減っていきます。
なんか、馬鹿みたいな現実を、かくしておきたい現実を、
披露していることが、ひどく恥ずかしいです。
内緒にしておきたいし、自分がしていることですが、
自分で認めたくないような現実です。
これから再度働かないといかんとは思っているのですが、
娘と一緒に居てやりたいと言う気持ちが強く、なかなか腰があがりません。
娘のせいにして、怠けを許容している弱い自分がいるのかもしれません。
逃げ口上、屁理屈を並べていても、
家の金が心もとなくなってくる現実からは逃れられません。
パチンコは先ずやめようということに当然なります。
ところが、唯一他人と接点がある場所、気持ちがまぎれる場所、
しんどいが頭から離れる場所のパチンコは、
生き甲斐に近いポジションになっている感じなのです。
頭ではわかってるんです。
パチンコ店からの帰り道、車の中で、
「父さん、わたし、パチンコしてても面白くなくなってきたし、
終わったあとは、もう止めようと思うんやで。」
「でも、明日になったら、また行きたくなるんや。」
「パチンコ屋さんに行くまでの車の中だけが、
嬉しい気持ちになれる場所やねん。」と、涙ぐみます。
やめんとあかんのは、わかってるんやけどと思う気持ちの、別表現の言葉です。
可哀想やなあ、唯一楽しめる場所を禁止区域にしてやるのは、と思う部分と、
これ以上、はまっていくのは、止めないといかん、が交錯します。
「他に楽しみ見つけんとあかんなあ。」
「そんなんあらへん、絵も描けへんし、仕事もでけへん。」
「道も歩けへんし、買い物も行けへん。」
「家出母さんの手伝いしようと思っても、それさえでけへん。」
「明日も明後日も、ヒマヒマヒマで、気持ちがしんどくなるだけや。」
家に金がなくなってきてること、解ってるはずやのに、
わかろうとしない、わかりたくない、
いや、ほんとは、しっかりわかっている娘のはずです。
賢くて、優しくて、我慢強い、すごくいい娘なんです。
「私の中に、悪いわたしがもう一人いるんや。」
そう言ったことがありました。
抜け出さないといけないトンネルのなかで、酸欠状態に陥ってる親娘です。
出口まで、静かに小さな息をしながら、一歩ずつ歩こうと思ってます。
朝から晩までと言うわけじゃないですが、短い時間でも、遅くからでも、ほぼ毎日です。
毎日パチンコするために、会社辞めたわけじゃないです。
私が会社辞めて一番にしたかったことは、娘と二人で四国巡礼の旅、
すなわちお遍路さんだったんです。
ところが、強迫製神経症になって汚いものがいっぱいあるなか、
旅行、特にお遍路さんなんて、とんでもない世界だったんです。
娘は、随分前から、お遍路に行きたいって言ってました。
金毘羅さんに家族旅行したときも、いつかお遍路さんやりたいって言ってましたし、
道後温泉に、家族旅行したときも、商店街で、お遍路さんの装束や杖、経袋、
全部そろえたらいくらになるなんて言ってたくらいなんです。
まあ、それでも、いつか娘と遍路旅には行こうと思ってます、
諦めたわけではありません。
今は、仕方ないと自分に言い聞かせて、
娘の気がまぎれるならと、毎日遅くまで店にいました。
これは、娘だけの責任ではなく、
娘が言っていた、
「父さん、会社辞めて、月曜日におはようって言う人がいなくなったら、
わたしと同じ病気になるで。」
の寂しさから、私自身の逃げ場でもあったと思います。
親娘がいっしょに逃げ込んでた、しんどい爆弾からの防空壕だったんです。
ところが、この防空壕は有料で、それもかなりの金額でした。
まったくこれも間違ってるんでしょうが、私は三年間、仕事をしていません。
収入無しの支出のみ生活は、すごい金が減っていきます。
なんか、馬鹿みたいな現実を、かくしておきたい現実を、
披露していることが、ひどく恥ずかしいです。
内緒にしておきたいし、自分がしていることですが、
自分で認めたくないような現実です。
これから再度働かないといかんとは思っているのですが、
娘と一緒に居てやりたいと言う気持ちが強く、なかなか腰があがりません。
娘のせいにして、怠けを許容している弱い自分がいるのかもしれません。
逃げ口上、屁理屈を並べていても、
家の金が心もとなくなってくる現実からは逃れられません。
パチンコは先ずやめようということに当然なります。
ところが、唯一他人と接点がある場所、気持ちがまぎれる場所、
しんどいが頭から離れる場所のパチンコは、
生き甲斐に近いポジションになっている感じなのです。
頭ではわかってるんです。
パチンコ店からの帰り道、車の中で、
「父さん、わたし、パチンコしてても面白くなくなってきたし、
終わったあとは、もう止めようと思うんやで。」
「でも、明日になったら、また行きたくなるんや。」
「パチンコ屋さんに行くまでの車の中だけが、
嬉しい気持ちになれる場所やねん。」と、涙ぐみます。
やめんとあかんのは、わかってるんやけどと思う気持ちの、別表現の言葉です。
可哀想やなあ、唯一楽しめる場所を禁止区域にしてやるのは、と思う部分と、
これ以上、はまっていくのは、止めないといかん、が交錯します。
「他に楽しみ見つけんとあかんなあ。」
「そんなんあらへん、絵も描けへんし、仕事もでけへん。」
「道も歩けへんし、買い物も行けへん。」
「家出母さんの手伝いしようと思っても、それさえでけへん。」
「明日も明後日も、ヒマヒマヒマで、気持ちがしんどくなるだけや。」
家に金がなくなってきてること、解ってるはずやのに、
わかろうとしない、わかりたくない、
いや、ほんとは、しっかりわかっている娘のはずです。
賢くて、優しくて、我慢強い、すごくいい娘なんです。
「私の中に、悪いわたしがもう一人いるんや。」
そう言ったことがありました。
抜け出さないといけないトンネルのなかで、酸欠状態に陥ってる親娘です。
出口まで、静かに小さな息をしながら、一歩ずつ歩こうと思ってます。
Comment
パチンコ行けるのすごいな・・・
そうやなあ ことりん
苦手なものが異なる。
そうなんやろうと、思う。
考えんでもええと思うけど、なにか原因となるものがあるんやろうし、それぞれみんな違うはずやなあ。
たとえば、おっさんは、虫が苦手なんやけど、すぐに足がちぎれたり、赤い血とちがって、黄色やら、緑やらの液体やろう。
あれが、いややねん。
娘は、これが汚いからいややって言うって他人に説明することがある、そうすると、ほとんどの人は、大丈夫やのにっていってくれるよなあ。
まあ、大丈夫なんやからしょうがないんやけど。
途中までの理解は、いらんねん、て 心の中で思ってしまうわ。
いや、別に怒ってるわけやないんやで。
親切に、心配してくれてることに、ありがたいって思う。
ただ、前にも言ったけど、仲の良さ、関係の深さが、濃くなるにしたがってアドバイスや質問は少なくなる。
おっさんの友達の言葉を借りれば、
「親として、出来ることは全てし尽くしてるやろうし、どうしてやったらとか、考えられる事はすべて考えたやろうと思うから、ええ加減な意見なんか言えへんし、俺は、なんも言わへん。」
というこや。
もちろん、おっさんも娘が汚いって思うことを、すべて分かってやれてるわけじゃない。
娘が汚いって言うときに、おっさんは、こう考える。
きっと、俺が、ゲジゲジがウヨウヨいる部屋に入れられて鍵閉められた みたいな感覚になるんやろうなって。
これも、空想しているだけの話で、ええ加減な話やけどな。
でも、すべてわかってやらんでもええって、無理矢理思おうとしてるところもある。
もとの親子にもどるためにな。
支離滅裂やなあ。
でも、考えれば考えるほど、支離滅裂になるのはしょうがないやろ。
ところでな、とんでもなくデリカシーのない話したるわ。
「ことりん、近いうち、いや近いうちじゃなくてもええ、おっさんと いっしょにパチンコ行こうぜ。」
この話で、腹立つときと、そうでない時があるやろ?
うちの娘もそうやから。
そうやなあって笑うときと、できひんこと気安う言うなって怒るとき。
いっぱい、あっち行ったり、こっち来たりしながら、しんどくない世界に向けて歩いてるんやと思おうな。
明日は変わらへん、明後日も変わると思えへん、けど、いつか変わるかもしれんからな。
そうなんやろうと、思う。
考えんでもええと思うけど、なにか原因となるものがあるんやろうし、それぞれみんな違うはずやなあ。
たとえば、おっさんは、虫が苦手なんやけど、すぐに足がちぎれたり、赤い血とちがって、黄色やら、緑やらの液体やろう。
あれが、いややねん。
娘は、これが汚いからいややって言うって他人に説明することがある、そうすると、ほとんどの人は、大丈夫やのにっていってくれるよなあ。
まあ、大丈夫なんやからしょうがないんやけど。
途中までの理解は、いらんねん、て 心の中で思ってしまうわ。
いや、別に怒ってるわけやないんやで。
親切に、心配してくれてることに、ありがたいって思う。
ただ、前にも言ったけど、仲の良さ、関係の深さが、濃くなるにしたがってアドバイスや質問は少なくなる。
おっさんの友達の言葉を借りれば、
「親として、出来ることは全てし尽くしてるやろうし、どうしてやったらとか、考えられる事はすべて考えたやろうと思うから、ええ加減な意見なんか言えへんし、俺は、なんも言わへん。」
というこや。
もちろん、おっさんも娘が汚いって思うことを、すべて分かってやれてるわけじゃない。
娘が汚いって言うときに、おっさんは、こう考える。
きっと、俺が、ゲジゲジがウヨウヨいる部屋に入れられて鍵閉められた みたいな感覚になるんやろうなって。
これも、空想しているだけの話で、ええ加減な話やけどな。
でも、すべてわかってやらんでもええって、無理矢理思おうとしてるところもある。
もとの親子にもどるためにな。
支離滅裂やなあ。
でも、考えれば考えるほど、支離滅裂になるのはしょうがないやろ。
ところでな、とんでもなくデリカシーのない話したるわ。
「ことりん、近いうち、いや近いうちじゃなくてもええ、おっさんと いっしょにパチンコ行こうぜ。」
この話で、腹立つときと、そうでない時があるやろ?
うちの娘もそうやから。
そうやなあって笑うときと、できひんこと気安う言うなって怒るとき。
いっぱい、あっち行ったり、こっち来たりしながら、しんどくない世界に向けて歩いてるんやと思おうな。
明日は変わらへん、明後日も変わると思えへん、けど、いつか変わるかもしれんからな。
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強迫性障害は、人によって苦手なものが異なるのはなんとなく分かってたけど、パチンコできるんってすごいなと思いました。
また観点違うな・・・ごめんねおっちゃん、でも率直な感想なんで聞いてね。
私は、パチンコ屋さんに行ったことがないのでイメージだけやけど・・・
人との距離が近い。
空気が悪そう・・・。
いろんな人が触った台を触る。などなど・・・
不潔恐怖のモノにとってはかなりハードルの高い場所な気がするんですが、今の娘さんにとっては逆に気のまぎれる場所なんやね・・・。
今、私は絶対いけない場所なので、そこに行けることは
見方を変えれば、すごいことやな、やっぱり。
ただ、お金が絡むから厄介ですね・・・。
私はばーんとしたとこができない性分なんで、賭け事は全然向いてないです。
私の人生・・・
石橋をたたいて渡る
もとい、たたきすぎて自爆しました
強迫が今より酷い時期、ほとんど寝てるか、起きてたら母にあの時ちゃんと手は洗ったか、あれは汚れてないか・・・そんなことばっかり聞いてました。
母は地獄の日々やったと思います。
「出口のないトンネル」
「底なし沼の不安」
つい半年前の日記の言葉です。
私も生きてる意味がないとよく思った。
でも死ぬ勇気もない。
生きていくしかないんや。
そしたら、ちょっとでも幸せを感じたい。
どうしたらいいやろ・・・
毎日そんなふうに探りながら生きてるように思います。
もちろん今も。
私は「早く治って結婚したい」という目標があって、暗い闇から一歩を踏み出しました。
皮肉なことに、踏み出したとたんに相手と別れることになりました。
一歩では、結婚には届きませんでした。
ここでは書ききれないので、これ以上触れるのはやめときます。
おっちゃんとこのお姉ちゃん、何かやってみたいなって思えること見つかるといいなぁ。
私らの症状って、やりたいが勝つか怖いが勝つかで決まるとこあるんで、私はどんなにちいちゃくても「やりたい」の力は有効やと思うんです。
私も最近あまり調子がよくなくて、手洗いも長くなってるし
人にえらそうに言える立場じゃないけど、
「絶対元の自分に戻る日が来ること信じよ」って一緒に思いたいな。
おっちゃんもそう思うよね?
私もお姉ちゃんも、20数年間は強迫のない世界で生きてきたんやもん。
また自分中心の話になっちゃったね。
ごめんなさい。
おっちゃん、大丈夫?
私、自分がお母さんいっぱい巻き込んできたから、おっちゃんの立場が時々心配です。
えらそにごめんね、息抜きしてね