強迫性神経症 | 強迫性障害 | OCD体験記・子育てブログ

強迫性神経症(強迫性障害/OCD)の娘と向き合う父親の体験記・子育てブログ

57.娘が苦しいとハスキーが夜泣きする

2008.05.20 [ Edit ]

しんどいから、すぐに腹が立って、ちょっとしたことに腹が立って。

腹が立ったことが大きな怒りになって、
怒りが怒りをよんで、すべてに腹が立ってきて、
過去の腹立ちまで呼び覚まして、
許すとか、我に返るとか、そんな感情は遠くに行ってしまって、
怒りの元になったもの、言葉であったり、出来事であったり、
その元の対象に怒りが集中してきて、
他に何も考えられなくなって、
でも、発散の方法が見つからずに、
我慢しようとすると、
抑えようとしていた怒りが爆発してしまう。

爆発と同時に、自分がどこかにいってしまって、
自分の心も身体も、得体の知れない怒りの塊に支配されてしまう。

そんな時、
娘は大声で泣き叫び、もがき苦しみ、身体をよじり、震えながら、また泣き叫ぶ。

きっと、怒りの元になったものは、きっかけであるにすぎず、
ほんとの大きな怒りの元は、心の中の苦しい我慢の塊なんだと思う。

なんでこんな目に遭うのか、どうしたら解き放たれるのか、しんどい、くるしい。

この塊を言葉に変えると、

「生きるの しんどい」になるのだろうと思う。

想像もつかない苦しみ。

簡単に、がんばれなんて言えない。
どんな言葉も軽すぎて口に出せない。
かわいそうって言うのも軽すぎる。
通り越して通り越して、憤り。
何かに対する憤り、これくらいが私の心を表現できる言葉なのかなと思う。




今夜は、うちの犬が夜中に吠えた。
どんなになだめても、泣き止まない。

15年、家族と共に暮らしているハスキーが、
夜中に吠えると娘の具合が悪いような気がする。
いや、娘の具合が悪くなるとハスキーが夜泣きするような気がする。

息子が不良をやりだしたころ、動物が大好きな優しい息子の心を呼び戻そうと、
ハスキーが家に来た。
家出をしたり、刺青を入れてきたり、暴走族に入ったり、
そのたびに、呼び戻してくれたハスキーのゲン。

息子の飼い犬のはずが、散歩に行くのは娘の役目。
強迫性神経症という狼が家に来るまで、6年間あまり、
暑い日、寒い日、雨でも雪でも、毎日毎日 
時間が来たら娘が散歩に連れ出して1時間、

兄か弟か、きっとどちらの役目もしたんだろう、
娘と話ながら散歩に連れてもらっていたハスキーのゲン。

たくさん助けてくれたことがあったなあゲン。

そんなゲンに、娘は近づけなくなって、

「わたし、ゲンが死ぬまで ゲンに触れられへんのかなあ。」と涙ぐんでいた。

大切なゲン、かわいいゲン、大好きなゲン、
それゆえに、娘は無理にゲンの方を見ないようにする。

ゲンも娘が嫌がっている、嫌いで嫌がっているわけではないが、
触れられないのが解っているのか、娘に近づかないようにしてくれている。

そんな関係だから、娘が辛いのをゲンは感じて夜中に吠える。

Comment

ペットとの関係


下の娘さん、ご無事で何よりです。
だけど、心配ですね・・・震源地からは離れたとこだとよいですが・・・。


動物はほんとに敏感です。
同じ屋根の下で、しかもお姉ちゃんをずっと見て生きてきたならなおさらですね。

うちにも16歳のパグ犬とにゃんこが2匹います。
猫のうちの1匹は、母と私が強迫のことでけんかする時にだけ、恐ろしく不安そうに鳴き続けます。
言葉が分かるのか、その時特有の空気が伝わるのか分かりませんが、きっと何かを強く感じてるんですね。

私も猫は触れますが、犬には触れません。
悲しいというか、情けなく思います。
でも、触れなくても、いとおしく思う気持ちとか動物がもってる癒しのパワーはとても大きいと思います。

悲しいこと多いけど、ゆっくり歩こう

悲しいこと多いなんて書いたらあかんのかなあ。

そやけど、あんまりびくびく付き合うより、ちょっとくらい気いつかわんと付き合うほうがええとおっさんは思うから、ゆるせ。

女と男は違うのかも知れんけど、

「おまえ、あほやなあ。」って言うとき、
ほんまに馬鹿にしてるときってあまりなくて、
親愛の情が含まれた、逆に美しい表現であることが多いと思ってるおっさんです。


ところで、
動物の癒しパワーは、大きいと思うなあ。
逆もあって、動物を想う人間自身の心にある癒しパワーも大きいんやろうなあ。
いとおしいっていう気持ちは、かなり深くて重みのある感情やもんなあ。

「犬には触れません」
心に痛い言葉で、つらい言葉や。

ことりんが、これ書いたときの気持ち、つらかったやろうと思う。

情けないことなんかない。
人は なかなか解ってくれへんけど、犬は感じてると思う。
いとおしいって感情がきっと伝わってるから。


いっぱいいっぱいしんどいことあるけど、いっしょにゆっくり歩こうな。

コメントの投稿

-----------注意事項-----------

コメント欄ににコメントいただいた内容は、
ブログの本文に引用することがあります。
このことをご了承の上でコメントをお願いします。

管理人にのみ表示する
 

Track Back

TB URL

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

最近のトラックバック

カウンター

プロフィール

一人の父親

Author:一人の父親
強迫性神経症(強迫性障害 | OCD)と闘う父親の日記。画像は娘が描いたものです。

ブログ内検索

RSSフィード

リンクと読んでいるブログ