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強迫性神経症(強迫性障害/OCD)の娘と向き合う父親の体験記・子育てブログ

59.韓国の出来事

2008.05.30 [ Edit ]

おじさんが18人、高校生のように上下関係を年齢ベースで楽しんできました。

上下関係を年齢ベースで楽しむっていう表現は、とても判りにくい表現ですが、
これはとても美しい表現で、とても美しい風景が目に浮かぶものなんです。
機会があれば、詳しく説明したいと思います。

ところで、今度は10月に韓国から代表団が滋賀県に来られるんです。

その為に、今回の遠征に、韓国選手団を受け入れする
地域の市役所の職員を2名連れて行きました。

このことについて、私はまったく納得していない部分があります。



今回の遠征は、日本代表選手ということでの費用負担があり、
7泊8日が一万円の負担ですんだのですが、
その条件を使って、選手枠を2名削り、市役所の関係部署の人間を
2名連れて行ってくれないかとの、ある方からの要請があったのです。
断る事のできない方からの要請だったので、他の代表選手の了承も得て、
トレーナーという形で同行してもらいました。

韓国側の大会運営その他を視察し、受け入れに活かしたいとの意図だそうです。

これだけはっきりした命題があって、
なぜ堂々と市役所の公費が使用できないのだろうという疑問?
なぜ、市役所と関係のない方から、この依頼がという疑問?
また、出発の日まで、市役所の上司から、
又は所属部署からの挨拶もないのかという疑問?
彼らの、立場はどうしてやったらいいのかという疑問?

結局、帰ってきた今も、疑問は解消できていませんし、納得もしていません。

出発の前日、年齢は上から六番目なのですが、監督 キャプテンとしての私が、
他のメンバーに彼ら2名を紹介し、納得していない部分の説明も含めて、
とりあえずトレーナーという形で随行しますと説明しました。
彼らにも、とにかく私は、トレーナーとして連れて行くわけで、
市職員としては連れて行かないからと言い含めました。
彼らからも、市役所からどのような指示を受けていますとの説明もなかったからです。


彼らは、彼らなりに、チームの一員として
仲間に溶け込もうと努力している姿を感じましたから、
3日目の昼食時に韓国の受け入れ地域の市役所職員ですと
紹介を受けた方たちが同席されたので、
帰国してからの彼らの報告の助けになればと、
彼らを市職員として紹介してやりました。


うれしそうな顔をして、名刺交換していました。

ところが次の日、別の場所で、私が監督として、
韓国の職員さんと挨拶を交わしていたときです、
私の後ろに名刺を持って並んでいるトレーナーであるはずの市職員。

「君等二人のために、昨日、紹介してやった俺の心を、どう思ってるのか知らんけど、
君等はあくまでトレーナーやと相互で確認済みのはずやなあ。」
「それを、自己判断で、いつから市からの派遣員になられたんですか?」
「まして、2人いっしょに派遣員になるんやったらまだしも、
抜け駆けして一人でぬけぬけと名刺交換しにきやがって、
そのいやらしい根性が気にいらんわ。」
「派遣された市職員さんなれば、この後、我々との同行は許さんから、勝手に行動せい。」


と、私のかみなり。

すいません、すいませんの連呼は、気のない選挙の、
お願いしますの候補者の連呼と同じ。

君等の立場もわかるけれど、選手枠で来ている君等でもあるだろうと、
じっくり説明し、諭し、許す。

ところが最終日に、またまたでしゃばり事件、
今度は私のいないところで、市職員として杯を酌み交わし、
肩を組んで写真に納まるという大胆さ。



その最終日に、まったくこれとは関係のない事件がもう一件、

コンビニで買い物をしたチームの一人が、
購入した以上の金を騙し取られる寸前それに気づき、
店主に抗議し、騙し取ろうとした代金を返却させていたときに、
韓国側から我々につけてくれている男子大学生の通訳がたまたま通りがかり、
顛末を知り、店主に猛烈に抗議をしたところ、コンビニの店主が逆切れして、
その大学生通訳に木刀で殴りかかったという事件。

涙ながらに、私に説明する学生通訳に、私は、

「怪我せんかってよかった、君は何も悪くないし、
金も返してもらったし、コンビニの店主が悪いだけで、
もう解決したんやからええやろ。」

ところが、彼はずっと泣き止まない、

「わたしは、くやしいです、これから就職試験がありますが、
自分のことはどうなってもいいです、裁判してでも店主を許しません。」

「君は、韓国の印象が悪くなるのが我慢できないんやろ?」
「我々18人は、君の親切や温かさ、そしてなにより一生懸命のひたむきさに、
君と出会った日から感動してるし、君のような若者がいる韓国を大好きになっているんやで。」
「君が今、一番重要だと考えている韓国の名誉は充分に守られているといってもいいと思う。」
「我々全員が君に感謝していることで、すべてオッケーやろ。」

涙をぬぐって、しゃくりあげながら彼が、

「ありがとうございます。」 といったところで、解決でした。


市役所の2人に、
「通訳のオ君は、韓国のためと、
仲良くなった我々のために自己犠牲を厭わずの姿勢を貫き、
反対に君等2人は、自己利益のためにだけの行動をした。」
「恥ずかしいやろ。」
「オ君は、このことは知らないけど、俺はお前達とオくんを比べて、
とても悲しいし、恥ずかしいし、情けないわ。」

と叱りながら、思いました。

娘の病気のこととは、ちょっと違いますが、
日本の社会の病気の原因がここにあるのではないかと。

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