強迫性神経症 | 強迫性障害 | OCD体験記・子育てブログ

強迫性神経症(強迫性障害/OCD)の娘と向き合う父親の体験記・子育てブログ

60.何しに生まれたんやろ?

2008.05.31 [ Edit ]

「わたしのやりたいことってなんやろ?」

「恋したいなあ、仕事したいなあ。」

「その前に、いつでも思ったときに外を歩きたいなあ、歩けたらええのになあ。」


最初は、母さんと散歩してる時やった。
信号待ってたら、わたしの横に、犬のうんこがあったんや。
いややなあと思って、母さん、もう少し そっちに行ってって言って、
どんどん母さんを横に押して、
早く信号変わらへんかなあと思ったんやけど、なかなか変わらへん。


いやや、気持ち悪い、頭痛い、みたいになってからや。


ゲンと散歩行けへんようになって、
ゲンを触れへんようになって、
5年以上、毎日毎日、いっしょに散歩いって、いろいろ話聞いてくれよったんやで。
わたしのこと、ゲンはようしっとるんや。


ずいぶん前の話や。

うんこ見ただけで、目を洗ったり、
うんこ見ただけで、風呂入ったり、

おかげで、外に出られへん。

仕事したいなあ。

散歩したいなあ。

図書館に行こうと思った瞬間に、図書館に出かけられたらええのになあ。


毎日、ゆっくり起きて、ごろごろして、昼も寝て、
家に閉じこもって、
なんにもでけへん。

父さんが、映画見に行こうって誘ってくれた瞬間から、

行けるやろうか?

途中に犬のうんこないやろか?

やっぱり止めとこうかな。

行きたいな。

頭の中が、うるさいねん。


わたし、なんのために生きてるんやろ?

わたし、なにしに生まれてきたんやろ?

Comment

おっちゃんへ


こんにちはv-521

韓国では、いろいろなことがあったご様子、おっちゃんのお人柄を垣間見ることのできたエピソード読ませてもらいました。


さてさて「脱いたわり」ですが、私もまだまだいたわってもらってる身の上なのに、えらそうにスミマセンv-356
いたわられているか、そうでないかの捉え方自体、介助側と当事者とでは違うかもしれないし、個人個人の現状でもきっと変わってきますよね。

すずめさんの言われる距離感、私もよく考えます。
私と私を支えてくれる人たちの微妙なバランス、お互いの対応の仕方は、その時々の状態によっても異なるので何がよいかは分かりません。

きっとおっちゃんと娘さんの距離感もそうではないでしょうか。

母が私に対する態度(対応)を、めちゃくちゃゆっくりにしろ変化させているのも、母自身意図的ではないような気がします。
毎日一緒にいるから微妙すぎて気づかないのですが、半年くらいのスパンで振り返ると、「あ、なんかこのことにはちょっと我慢力ついてきたんかな」みたいな、そんなあいまいな感じです。

最近心がけてることは、アバウトを受け入れることです。
私たぶん、あいまいとか中途半端って苦手、というかあんまりいいイメージもってなかったと思うんです。
でも時には、そういうのも生きてく上で大切なんかな〜って思いかけました。


今はいたわる方がいいのか、ちょっと無理できそうか、そういうニュアンスって、その場で同じ空気を吸う者にしか分からないですよね。
それでも時には、「あぁ、逆やってしまった〜」ってこともあるし。
毎日がトライアル、みたいなとこです(^_^;)


私も一時は全然身動きとれませんでしたよ。
ゆっくり起きて、ちょっと食べて、寝るだけの日々。
だけど、ちょっとずつ動けてきました。
それでも毎朝一度は「なにのために生きてるんや」とも思います。
また恋愛ができるのかとか、社会復帰(7,8時間)ができるのかとも悩みます。
(社会復帰については、つい最近ようやく2時間程度のアルバイトに行けるようになりました。一年前は考えられないことやったので、いつまで続くか分からない綱渡り状態ですが、今は素直に喜んでいます。)

とにかく考え出すときりがないです。
だから、私もおっちゃんも行き詰まったり考えすぎた時はアバウトな気持ちになりましょね。
ただ、こんな状態がずっと続くはずがないことだけは絶対信じて!


ちなみに、私も犬のウンチは超苦手です。
目下排泄物は、私の天敵です。
しかし、生き物である以上死ぬまで避けて通ることはできないもんです。
慣れるしかないんですね・・・トホホ。








おっさんへ、

私今日調子悪くて、子供たち虐待してしもたん。
心いっぱい傷つけてしもた。
私もいっぱい傷ついてる、自分のしたことに。
私の子供たちもこのままだったら、
神経症になるんかな。
つらいから、自分を傷つけたろと思った。
でも、それは逃げかな、と思ったから、がまんした。
今頭が、もやもやして、痛い。
神経かなり高ぶってる。
私も何のために生きてるやろ。
子供たちにつらい思いさせることしかできなくて。
一歩をふみだしたいけど、うまくいかへん。

のんびりいこうぜ俺たちは

ことりんも、すずめも、うちの娘も、おっさんもかな?

あしたのこと、あさってのこと、未来のことを考えすぎるんとちがうかなあ。

うちの娘は、特に明日のことで、よく苦しみよるなあ。

父さんと、映画みにいこうか? うん行こうってことになる。

その後、楽しみにしている笑顔がだんだん曇っていって、不安の顔になり、悲しみの顔になる。

いけるかな?

起きられるかな?

犬のうんこ、おちてないかな。

電車、乗れるかな。

その他もいっぱい心配になってきて。

やっぱりやめるわってことになる。
そして、しまいに泣き出してしまう。

ほとんど、なにを計画しても、この思考順路は変わらない。

「あした、起きてから考えよう。」
「あした起きて、いややったらやめたらええ。」
「でけへんことは、せんでええ。」

ゆっくり生きよう、といつも到達する答えも同じ。

ことりんの言う、アバウト。
それがええやろ。
賛成。

ところが、これがまた難しいよな。

アバウトを目指すって、目指すってこと自体アバウトではないことやし、考えれば考えるほど、難しく複雑になってくる。

のんびり行こうぜ、俺たちは。


すずめ、
うまくいかへんで、しんどいときは、無理矢理でもええから、うまくいったことを思い出せ。

あせるな。

ぜんぜん知らんかったのに、ことりんも、おっさんも、おっさんの娘も、ともに生きてるやろ。

とんでもない発想やけど、この仲間でいっしょに暮らすことを想像したりするのも面白いとおもいませんか?
まあ、おっさんとは、いややろうけどな。



おっさんありがとう。

今は少し落ち着いてます。
おっさんとおっさんの娘さんと、ことりんと、ともにすずめも生きていますか?仲間って思ってもらえてますか?
私小さい頃から父親にどなられたり、蹴られたりした記憶があって、母親は看護婦だったから、あまり家にいなかった。いつも自分は疎んじられていると、被害妄想がつきまとってて、大人になった今でもなかなかその呪縛がとけないです。
友達といても家族といても、おっさん達もほんとうは私のこと疎ましいと思ってるんちゃうんって、猜疑心が出る時あります。
そんな自分がきらいです。
そして不安に陥って、いつも孤独です。
人を信じたい。でも信じることが怖い。

でも負けない。
子供達に同じ思いを極力させないように、頑張る。
そうとしか出来なかった、そうしなければ私は壊れていたと、そんな過去を悔いるために生きてるんじゃない。
子供たちには子供達の幸せがあるばずだから、それを守ってやりたい。
ときたま全てを壊そうとする、もう一人の自分と戦います。
数すくないけど、うまくいった時のこと、今思い出してる。

同じような痛み抱えてるみんなで一緒に暮らせたら、面白いでしょうね。少しはそれぞれの孤独感が拭えるのだろうか。
おっさん道場いつかつくってね。夢の話でも楽しいね。

おすすめします  ええかげん人生を

なかなか おっさんもできないんですが、

もっとええかげんに生きれたらええのにねえ。

苦しい話や、悲しい話を聞いて、ともに考えたり話し合ったりすると、時にとんでもなく増幅効果が生じて、共に深い暗闇に落ちていったりするでしょう。

なので、時には”ええかげん”を目指しましょう。

すずめも、すずめのこも、おっさんも、おっさんの娘も、ある意味仲良しグループになってるんやないかなあ?
おっさんのイメージの中では、そうなってるんやけどなあ。

見返りとかを求めへん、気楽な仲良しグループやで。

責任もないし義務も無いんや。

ええかげんな付き合いや。

これでも、心はつながるやろ?


すずめ、あんまり難しいこと考えるな。

おっさんへ

気楽な仲良しグループで、ええかげんなつき合いで、それでも心がつながってる。

心がつながってる・・・。・・・うれしい。
なんか今は孤独じゃない感じ。

不思議。心がなんだかあったかい。

今は難しいこと考えるのやめてる。
おっさんのおかげやな。

ええかげんな人間に時にはなりたいなぁ・・・。

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強迫性神経症(強迫性障害 | OCD)と闘う父親の日記。画像は娘が描いたものです。

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