強迫性神経症 | 強迫性障害 | OCD体験記・子育てブログ

強迫性神経症(強迫性障害/OCD)の娘と向き合う父親の体験記・子育てブログ

83.やわらかい生活

2008.06.23 [ Edit ]

2005年、寺島しのぶ主演の映画の題名です。

今、サッカーのヨーロッパ選手権が、
スイスとオーストリアを会場にして開催されています。
予選が終り、4強が勝ち上がってきました。

トルコかロシアが優勝したらおもろいなと、わたしは思っています。
どうしても有名選手を追いかけて取材する姿勢の日本のマスコミが、
サッカーは全員が力をあわせて闘うスポーツやということに
早く気づけばええと思うからです。

ちょっと脱線しました。

今、そのヨーロッパ選手権のリアルタイムの放送が
毎日夜中の3時半から始まるのです。

トルコとクロアチアのPK戦が終り、興奮がさめないなか、
ぼーっとタバコに火をつけていた6時ころ。

そのままのチャンネルで、映ってた映画が、”やわらかい生活”でした。


キャリアウーマンからドロップアウトした寺島しのぶ演ずる主人公35歳独身。
ひとり気ままにのんびりと生活している様子ですが、
両親と親友を亡くしたショックで、躁鬱病に罹っていて、その病気と付き合っている。

全体を通して、病気の悲壮感が薄く、優しい感じのストーリー展開でした。
聞き慣れた薬の名前とかが出てきたり、パキシル、ルボックスなんて名前です。
あんまり真剣に見入ったと言う感じではなかったですが、見てしまいました。


そのなかに、すごく印象に残ったというか、
耳に引っかかった言葉がありました。

「わたしは、死ぬのは怖くない。」
「死にたくなるのが怖いの。」

たしか、娘もおんなじようなこと言ってたなあと思って。

発症したころかなあ。

クリニックの先生に、

「先生、わたし死なへんなあ?」

「この病気では死ぬ人はいないよ。」

このやりとりが診療のなかにあって、診療が終わった帰り道、

「わたしは、死のうと思うようにならへんかって聞いたのに、
この病気で死ぬ人はいてないって言わはるねん。」
「ぜんぜん意味がちがうやろって言いたかったけど、
また、先生と喧嘩したらあかんと思ってやめといた。」

その後、何度も何度も、

「生きるのしんどい、死にたい。」って言葉が出てきますが、

「とうさん、死にたいんやけど、自分では死なへんで。」
「なにか病気になって死ぬんやったら、わたし今すぐ死んでもええと思ってる。」

ということになっています。

その瞬間に、寂しいことを言うなとは言ってますが、


きっと、しんどさの極致になると、自然に出てくる、心の叫びなんだと、

深く悲しく、受け止めています。

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